己の欲せざる所は人・・・
お久しブリです。
塾講師目線&父親目線で、塾に通う前にお子さんの成績を上げるちょっとしたコツを伝える専門家、ブリさんこと神澤武利です。
いつもお読みいただきありがとうございます。
毎年6月・7月は
様々な私立高校の説明会に参加します。
塾対象に開かれる説明会ですので、
当然たくさんの塾が集まります。
すると、その中には
同じ塾講師だとは思いたくないような
人を目撃することがあります。
先日伺った高校でのことです。
校長先生が熱心に教育目標や
学校活動についてお話ししてくれていました。
ふと、向こう側に座っている人が気になりました。
というのも、その校長先生を見るために
周りの人は顔を上げている中で、
1人だけずっとうつむいていたからです。
なんとその方、
中学英語の教科書を開いていたんですね。
メモを取りながら読んでいましたから、
きっと授業の予習かなんかだったのでしょうね。
これが学校の授業であれば
「内職」ということに・・・。
(内職:この場合、授業中などにこっそり別の勉強などをすること。)
生徒思い?
いやいや、説明会は予習の場ではありませんよ。
私の頭の中に
『己の欲せざる所は人に施す勿れ』という
論語の言葉が浮かびました。
自分が同じことをされたら
どう思うんでしょう…。
自分の授業の時に
生徒に内職されても
嫌じゃないんでしょうか。
そんなはずはないですよね。
きっと注意くらいするのではないでしょうか。
でも、自分がそれをしているんですから、
生徒に同じことをされても文句は言えないと思います。
この先生も、
普段はきっと生徒から慕われているんでしょう。
だったら、生徒の見ていないところでも、
しっかりしてくれよと言いたくなりました。
ありがとうございました。
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