2016.02.05
カテゴリ：受験
演技してください
お久しブリです。
塾に通う前にお子さんの成績を上げてしまう専門家、ブリさんこと神澤武利です。
ある塾生のお母さまは
挑戦した併願校に合格した時、
本当に心の底から嬉しかったそうです。
でも、第一志望への挑戦は
まだ終わっていません。
だから合格通知が来ても、
「あら、良かったじゃない、おめでとう。」
といつも通りのリアクション。
ここで、大喜びして
お祝いなんてしたら、
もう受験が終わったと
親が認めてしまうようなもの。
本当は「万歳！」と
叫びたいくらいだったそうですが、
グッとこらえたんだそうです。
素晴らしいですね。
受験期、親は演技をしなくてはなりません。
受験前、本当は心配で心配でどうしようもない。
もしかすると、そう感じているかもしれません。
けれども、そんな姿は微塵も見せず、
最高の応援者でいなくてはなりません。
不安な気持ちが子供に伝わるのは
良くありませんからね。
こんな想像をしてみてください。
運動部の監督やマネージャーが、
大切な試合の前に、
「試合がうまくいかなかったらどうしよう」
「負けたらと思うと心配で心配で」
なんてこと選手に向かって言いますか？
普通は
「大丈夫。」
「必ずうまくいくよ」
って声をかけるものじゃないですか？
心の中では心配でも、
そんな態度、微塵も見せないものです。
併願校に合格して
親がホッとしてしまったら、
子供だって緊張感がなくなってしまいます。
挑戦を応援するつもりなら、
ばっちり最後まで演じてください。
ありがとうございました。
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