子どもの可能性を最初に潰す人

お久しブリです。

塾に通う前にお子さんの成績を上げてしまう専門家、ブリさんこと神澤武利です。

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今日、とある高校の説明会に行ってきました。
会の最後に急きょ卒業生あいさつが行われたんですね。

長年説明会に行っていますが、
そういうことって今まで一度もありません。

珍しいこともあるものだと思っていたら、
なんと、その卒業生が芸人さんだったんです。

これ、書いていいのかどうか分からないので、
念のため高校名などは伏せておきます。




さすがは芸人さん、
慣れているというのでしょうか、
マイクを持った瞬間に、
場の空気が変わったんですよね。

説明会の固い雰囲気が、
一気に溶かされたような感じでした。


その芸人さんが母校の紹介を
我々にしてくれたのですが、
その話が本当にリアリティーがありました。

「この学校は私のような進路に進もうとしても、
先生方が全力で応援してくれる学校なんです」
というような。

彼(挨拶した芸人さん)の親御さんや
指導された先生方には、

相当な葛藤があったんじゃないかと
想像しながら私は聞きました。




極端な例ですが、もしお子さんに
「お笑い芸人になりたい」と言われたら、
あなたはどうしますか?

たぶん、最初は冗談だと思いますよね。
それで、もっと考えろとか、
そういうことを言ってしまいそうじゃないですか?

で、なかなかその意思が変わらないと、
逃げてるんじゃない!とか、
どうやって食っていくつもりだ!とか。

そうやって、自分の常識に中だけで
子どもを人生を考えようとしてしまう…。

普通はそうなるんじゃないでしょうか。




子どもの夢を最初に潰すのは
だいたいは親御さんです。

「宇宙飛行士になりたい」というお子さんに、
小さい頃は「なれるよ」なんて言っていたはずが、

少し大きくなると、
「宇宙飛行士になるのは大変なんだよ」
「もっと勉強しなくちゃいけないんだよ」
「お前になれるはずがないじゃないか」
そんなことを言い出します。

これ、遠まわしに「あなたには無理だ」と
言っているようにしか聞こえません。

それを聞いて、
子どもが「頑張ろう!」って思いますか?

こういうセリフって、
親御さんだけでなく、
学校の先生も言いますよね。




親御さんはお子さんに
幸せになってもらいたい。

だから悪気なく
こういうことを言ってしまいます。

でも、それがかえって
子どもの可能性をつぶしている
場合があるんです。

もちろん、
子どもの甘さを指摘したいのであって、

可能性を潰そうとは思っていないことは
私も理解しています。

けれど、結果的に
子どもの可能性をつぶしているのです。




将来の夢だけではありません。

「うちの子は計算が苦手みたい…」
「読解ができないんです」
「社会が苦手と言っているんです」

これ、すべて私が実際に聞いた
親御さんのセリフです。


親御さんが
数学の専門家だったり、
国語の専門家だったり、
社会の専門家ならば文句は言いません。

でも違いますよね。
なのに、どうして決めつけるんですか?

むしろ専門家であれば、
早々に決めつけたりなんてしませんよ…。




お子さんをそういう目で見ているのは
他でもない親のあなたです。

親のあなたが、
「うちの子は○○ができない」と決めるから
本当に出来なくなってしまう。
そういうこともあるのです。

こういう言葉の呪縛って、
実は影響がかなりあるということを
ぜひ知っておいていただきたいと思います。


いま成績がパッとしないという場合、
まずは親の決めつけがないか
確認してみてください。

そして、お子さんにかける言葉から、
変えていって欲しいと思います。

ありがとうございました。







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