実は、私も痴漢に悩んでいます

お久しブリです。

受験だけでなく、学びを通して笑顔の多い人生を演出する専門家、ブリさんこと神澤武利です。

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ちょっと前のことですが、
こんなニュースがありました。

こういう態度表明って
いいと思うんですよね。

泣き寝入りしません!大人を動かした「痴漢抑止バッジ」に賛否


  • 痴漢被害に遭い続けた女子高生が「Stop痴漢バッジ」を考案

「未然に防ぎたい」通学電車内で痴漢被害を受けた高校2年生、母親と一緒にバッジを製作
「痴漢されてから声をあげるのではなく、痴漢行為を未然に防ぎたい」。そんな思いから、通学電車内で痴漢被害を受けていた高校2年生の女子が、母親と一緒に「痴漢は犯罪です 私は泣き寝入りしません!」と書いたバッジを製作。つけるようになってから、毎日のように受けていた痴漢被害がなくなった。


  • 「周囲が引いてしまうのでは」心配する母に、娘「これがいい」

通学時間を変えたり警察へ相談したりするなど手は尽くしたが、一番良い案に思えたのがこのバッジとカード。デザインはフリー素材を使い、家にある材料で制作。今年4月のことだ。「このデザインで大丈夫?周囲が引いてしまうのでは」と心配する母に、娘は「これがいい」と言ったという。


  • 「泣き寝入りしないという決意表明、素晴らしい案」社会に普及させるためのプロジェクトが発足、商品化も

母がSNSに書いた顛末をフリーライターの松永弥生氏が目にしたことがきっかけでプロジェクト化。「このカードは誰のことも責めていない。泣き寝入りしないという決意表明だけで自分の身を守ろうという、素晴らしい案だと思った」と同時に「若い女の子がこれをつけて電車に乗るのは痛々しい、いたたまれない」とも。


  • デザインと支援金を募集。短期間で多くの人に周知することも狙う

痴漢被害にあっている女性達に受け入れられる缶バッジのデザインを「クラウドワークス」で11月11日から公募するほか、製作資金は「FAAVO東京23区」でクラウドファンディングする。インターネットのクラウドサービスを活用することで、多くの方々が痴漢被害に対し目を向ける機会となる効果も期待しているという。


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痴漢被害に遭い続けた女子高生がその母親と考案した「痴漢抑止カード」。フリー素材を使って自宅のパソコンで製作した。女子高生は「このカードを、後ろに立った人に見えるようにショルダーバッグにつけたところ、痴漢被害がピタッと止まりました!」と話す(提供写真)


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松永弥生氏の勧めで、「痴漢抑止バッジ」を製作した。「カードよりバッジの方がいいね!」など好評という(提供写真)


【転載終了】


実は私も痴漢の被害に悩んでいる一人です。
いや、これ冗談じゃないんですよ…。

実際、塾生の女の子の多くが
痴漢の被害に遭っていて、
何度も相談に乗っているのです。


車両を変えても、
時間を変えても、
被害に遭ってしまうのです。

痴漢を撃退したなんていう
武勇伝を聞く場合もあるにはありますが、
そう多くありません。

ほとんどの子は怖くて言い出せず
我慢を強いられています。

むしろ、そういう子が
狙われているのかもしれません。


きっと子供達の進路に
真剣に向き合っている人は
皆、同じ悩みを抱えていると思いますよ。

学校名ばかりに気を取られている人には
関係のない話かもしれませんが…。


せっかく受験勉強を頑張って、
希望の高校に入ったにも関わらず、

毎朝嫌な思いをしなくてはいけないのでは、
たまったものではありません。

進路指導をした立場としても、
痴漢被害はとても心苦しいのです。

そういう状況が改善されるのなら、
バッジでも何でもやってもらいたいと思うのです。




ですから、当塾では
高校選びの段階で
痴漢の被害のことも視野に入れるよう
保護者の方にお願いしています。

第一希望が通常、
混雑した電車に乗って通学する学校だった場合、

バスを使うなど、他の経路では通学できないのか…。
座っていけるようにするとしたら、
何時に家を出なくてはいけないのか…。

こういうことも検討してもらいたいのです。


これ、過剰だと思いますか?

でも、被害に遭う子って
本当に辛い思いをしていることが多いんです。

朝の爽やかな気持ち、
頑張ろうと思っていた気持ちが一気に冷め、

大切な1日が
台無しになるかもしれないのです。


少なくとも、
そういう想像力をなくした輩が
電車内に存在しているのは
悲しい事実。

であれば、その点も想定して、
学校選びをしてもいいと思うのです。




私は思春期真っ只中の高校3年間は、
とても貴重な時間だと思っています。

その大切な3年間をどう過ごすのかを
しっかりと考えてもらいたいからこそ、
こうやって塾の仕事をしているのです。


痴漢という、
本人には何の非のない暴力で
嫌な3年間を過ごさせてはなりません。

我々講師も、そして親御さんも、
そこまで考えるべきだと思っています。

バッジでもプレートでも何でもいい。

子供達の高校3年間を
しっかり守っていければと思います。

ありがとうございました。







責善学舎・和光無限塾[和光市 学習塾 英語 英検 高校受験 中学受験 入試]

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