今教える?教えない??「かまってオーラ封印の術」
お久しブリです。
以前からそうなのですが、私は結構甘い考えをしているのでしょうか…。
「分からない」と言われると、すぐに教えようとしてしまいます。
たまに教室長に怒られ(?)てしまったり、
「仕方ないな~」という目で見られたりしているのです…。
教室長は「自ら解決せよ!それこそが学問であり成長なり!」という感じで、
そうやって育てられるので、塾生たちはまずは自力で解決する道を探そうとします。
参考書や解説を読んでも分からなかった時に、講師を頼ってくれるのです。
だからでしょうか、入塾から数カ月もすると、
顔が引きしまり、凛とした表情になってくる子がたくさんいます。
そこに私が現れて「かまってオーラ」を出しまくる…泣
頭では分かっているんですよ、教えずとも出来るということがね。
ただ、本人的には子ども達と一緒にわーわーやっているのが楽しいだけなのです。
最近は、子どもたちが本当に強く育ってくれているので、
私も遠慮がちにしているんですがね…。
『教える時』というのがあるのだと思います。
それは本人が本当に知りたくて、自分で動いてみたけど解決できなかった時です。
そういう時に教えを受けると、それは一生ものの貴重な経験となります。
単なる知識ではなく、いつまでたっても忘れない知恵となるのです。
逆に、たいして自分で考えもせず、何となく答えを出すのに必要だからと教えてもらうと、
ほぼ数分後には忘れてしまいます。
これは無意味な行為です。
でも、多くの子はこの無意味な行為を続けているのではないでしょうか?
(と、書いてしまうと、私の行為も無意味になるという…いま気づきました…とほほ…)
だからこそ、当塾の教室長は共に学ぶ時間を意味あるものにするために、
あえて自ら考えさせる時間をとろうとするのです。
テスト前だから教えて欲しい…その気持ちは分かりますよ。
でも、そこで教えてしまうとその瞬間は良いかもしれませんが、
テストの時には多くを忘れているという…そんな状況になってしまいます。
むしろテスト前だからこそ、切羽詰まっているからこそ、
火事場の馬鹿力で、分からなかったものが分かるようになるのです。
そしてそれが長期記憶となり、入試でも使える知識、人生の知恵となっていくのです。
「分からない」はストレスです。
でも、そのストレスに向き合って、自ら解決する力を勉強から学んでいるのではないでしょうか。
なんて偉そうなことを書いていますが、私もまだまだ修行中の身…。
「かまってオーラ封印の術」を身につけなければ!
ありがとうございました。
お知らせ
明日、平成27年6月28日10時開始の
『油で脳力アップ!脳を元気にする油』講座は
満席となっています。
当日都合が悪く出席できなくなった方はご連絡をお願いいたします。
なお、開場時間は9:45となります。よろしくお願いします。
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