今日、休ませる?休ませない?

お久しブリです。

子どもの成長を願わない親はいないと思います。
学力だけでなく、人間性も精神的にも成長をしていってもらいたいと望むものです。

しかし、私が長年親子関係を見ている中で、
成長を望んでいるのか、それとも子どものままでいて欲しいのか、
分からなくなるような行動をとってしまう親御さんに出会うことがあります。

もしかすると、子どもの自立をと口で言いながら、
実は心の奥底では、いつまでも自分の傍にいてもらいたいと思っているのかもしれません。

画像の説明

この写真は受験を終えた塾生が後輩へのメッセージとして書いてくれたものです。
この域にたどり着くまでには通らなければならない道のりがあります。

何としてもみんなにここまでたどり着いてもらいたいと思っているのですが、
実は親御さんの甘さがこれを妨げているのです。

ひとつが地道に継続することです。
どんなに大変でも、どんなに疲れていても続けるのです。
そういう強さを身につけなければ、楽しいと感じるところまではいけません。

親が安易に先まわりをしたり、あるいは甘えを許したりすることで、
楽しいと思うラインまで辿り着けない子がいます。
そういう子は、いつまでも辛いもの苦しいものとして勉強をやり続けます。

どうでしょうか?
ちょっと考えてみてもらいたいのです。

大変そう、忙しそう、子どもがそう訴えるからと
休んだり、中断させたり、そういうことを許してしまえば、
子どもはそれでいいんだ、中途半端でいいんだと親からお墨付きを得たと勘違いします。

それがかえって、楽しくなる一歩手前に子どもを留めさせ、
苦しい、辛いをずっと味あわせているとしたら…。




勉強だけではありません。
スポーツだって、習い事だって、もちろん仕事だって、
ある一定ラインを越えるまでは楽しいと思えないことが多いものです。

上達と言ってもいいですし、経験と言ってもいいと思います。
そのことにまつわる思い出も楽しさに入るかもしれません。

中途半端に、休み休み練習していてうまく上達するものでしょうか?
経験は積めるでしょうか?思い出は作れるでしょうか?

適当にサボりサボりだらだらとやっていた部活。
上達も無ければ、いい思い出になるなんてことがないのと同じです。

それなのに、勉強の時は別に考える人が多すぎます。

まあ、このことが分かっている人は、ラインを越えられるので、
勉強がストレスなく、むしろ楽しいものとして続けることができ、
それゆえ結果も良いですし、どんどん自分の幅も広がって学ぶ意味も分かっていきます。
いわゆる好循環が起きるので、加速度的に学ぶことが充実します。

しかし、中途半端な人だと悪循環なので、いつまでたっても嫌なもののままです…。
本当に可哀想です。

成績が欲しいタイミングで希望の成績が取れず、
自信をなくし、夢や目標をあきらめ…またその恐怖から挑戦を避けるようになります。

これらすべてが、ちょっとした甘えを許す親の態度から始まっているのです。
ちょっとくらい…少しくらい…が決定的な差を生むのです。

画像の説明

部活の時間などと比べ、学校で勉強している時間が圧倒的に多い中学生です。
そんな中学生のお子さんにどういう毎日を歩んでもらいたいですか?

どうせなら、毎日のほとんどの時間を勉強に費やしているんですから、
学ぶことが楽しいと思って欲しいですよね。


長くなったのでもう終わりにしますが、最後にこれだけ。

毎回きちんと当塾の教室長の話を聞きに来た方がいいですよ。
勉強できる人と出来ない人の決定的な差を生む知恵は教室長の話の中にあります。
受講回数が多い人は、無意識にそのことに気づいているんでしょうね。

私が彼を素晴らしいと密かに尊敬しているのは、
その言葉の端々に重大な成功の秘訣がちりばめられているからです。
あまり本人は気づいていないようですが…。

彼から学習プランとチェック法、それから勉強方法のコツを聞けば、
受験だけでなく社会に出てからも困ることはないでしょう。
だからこそ、うちの子たちには教室長に指導を仰いでいるのです。

そのあたり、また記事にしたいと思います。
ありがとうございました。






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