ああ、遺伝子は選べない・・・

お久しブリです。
このカテゴリーの話は久しぶりでしょうか…?

我が家の次男君は相も変わらずマイペースというか、初動がとろいというか…。
学校の宿題なんかを始めようとすると、便意を催すという技まで最近身につけました。

先日も「オレ学校の宿題やらなきゃ!」と言った次の瞬間には行方不明。
探したらトイレから「う~んう~ん」と聞こえてくる有様でした…。泣

「プリントやる」「音読やらなきゃ」「漢字のワークがある」と言っていたはずなのに
気づいたらピアノを弾いていたり、横になってマンガを読んでいたり…。

何かを始めようとすると必ず他のことをやりだすという、
訳のわからない行動で、時間ばかりが過ぎていきます。

これ、何とかならないもんですかね…?とほほ…。

画像の説明

さて、そんな次男は給食委員になったとかで、
妻に「明日のお昼の放送で言わなきゃいけないから、明日何の日か教えて?」と
聞いたのだそうです。

そんなこと知る訳ないので、急いでインターネットで調べたら、
『5月27日は百人一首の日』だったんだそうです。

そのことをまとめてくれているサイトがありましたので紹介いたします。

百人一首の日(5.27)

5月27日は「百人一首の日」です。

かるた書影300-300x422

これは藤原定家の『明月記』の文暦2年(1235)5月27日の項に、定家が親友の宇都宮入道蓮生(頼綱)の求めにより和歌百首を書写し、これが嵯峨の小倉山荘(嵯峨中院山荘)の障子に貼られたとあって、これが百人一首の初出ではないかと考えられたことによります。

『予本自不知書文字事。嵯峨中院障子色紙形、故予可書由彼入道懇切。雖極見苦事憖染筆送之。古来人歌各一首、自天智天皇以来及家隆雅経。』

さて、明月記の文章は読みようによっては、選んだのは「彼の入道」つまり頼綱であって定家は単に書いただけとも読めます。しかし現在の定説としては、やはり百人一首を選んだのは定家本人であり、この記事より少し前に選定が終わっていたと考えられています。この件に関して詳しいことは「百人一首」(島津忠夫訳注・角川文庫ソフィア)の巻末解説をごらんください。諸説が整理されています。

藤原定家(1162-1241)は新古今和歌集の撰者として知られていますが、必ずしもこの和歌集に満足しておらず、改めて百人の歌人の歌を一首ずつ選ぶというこの「百人一首」を編集したとも言われています。この新古今和歌集に関わった人でもう一人後鳥羽上皇も、やはりこの和歌集に満足しておらず後に改訂版を作成しています。

 秋の田のかりほの庵のとまを荒みわが衣手は露に濡れつつ
 足引きの山鳥の尾のしだり尾の長々し夜をひとりかもねん
 花の色は移りにけりな徒らに我が身よにふるながめせしまに
 千早振る神代も聞かず龍田川唐紅に水くぐるとは
 恋すてふ我名はまだき立ちにけり人知れずこそ思ひそめしか
 瀬を速み岩にせかるる滝川の割れても末に逢はんとぞ思ふ

さすがにいい歌の揃った歌集です。

百人一首といえば、現代では「かるた」というイメージがあるのですが、百人一首のかるたが作られたのは17世紀初頭と考えられます。

戦国末期から安土桃山時代にかけて、西洋から現在のトランプやタロットの原型のようなカード(カルタ)が入ってきました。これに刺激を受けて国内でもいろいろなカルタが製作され、最も古い物では、元和年間(1615-1624)頃に作られた百人一首カルタが現存しています。カルタが登場する以前は、百人一首は歌仙絵などの形で鑑賞されていました。

カルタの発達については、上記「百人一首」の解説や、「日本のかるた」(濱口博章・山口格太郎著/保育社カラーブックス)の巻末解説をごらんください。

【転載終了】

妻がこのサイトを一緒に読んだところ、
『これが百人一首の初出ではないかと考えられたことによります。』
という部分に次男が反応したんだそうです。

「考えられたってことは、決まっていないんだよね」

ああこれ、私にそっくりな反応…。苦笑
妻もそう思ったんだそうですよ。

もしかすると何か新しい証拠が出れば、その事実は変わるかもしれないと、
そういう風に物事を捉えるんですよね…。

これ、私も同じでして、
教科書や本に「…と考えられている」なんて書かれていると、
じゃあ、そのことは覆される可能性があるのね…なんて考えてしまうのです。

実際、私はいつもそう考えているので、
素直に全てを受け入れる人たちのことを不思議に思っていました…。
たぶん、こういうところが学校の先生達に好かれなかった原因なんだろうな~。

しかし、この性格は、私が屈折した人生を送っているからこそ、
後天的に得たものだとばかり思っていたのですが…まさか血筋?だったとは…。
はっ!ということは、次男も学校の先生に・・・(>_<)・・・ダメだこりゃ。


せっかく百人一首に触れたので、機会があればもう少し百人一首に触れようと思います。
ありがとうございました。





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