真のすまーとほん

お久しブリです。

弊ブログ、昨年の10月の記事「子どもにiPhone やiPadを使わせなかった理由」でも
取り上げましたが、スマホの話題がホットですね。

信州大学の学長の入学式での言葉が取り上げられています。

信州大学長に喝采も 「スマホやめるか大学やめるか」の“真意”

画像の説明
「よくぞ言ってくれた」と喝采する人もいる。信州大の山沢清人学長が4日の入学式で、新入生約2000人に「スマホ否定論」をブチ上げたことだ。5日、ネット上に「スマホやめるか、大学やめるか」とのタイトルでスピーチが拡散。「時代遅れ」と一蹴する人もいるが、「至極もっともな意見」とおおむね歓迎ムードだ。

「学長が伝えたかったのは『自分で考えることの重要性』でした。全力で行動し、じっくり考えるためにはゆったりした時間が必要ですが、現実は違います。特に、スマホやネットなどに依存すると、無駄に時間を潰し、脳の取り込み情報が低下します。そんな現状を憂慮し、新入生に『スマホやめますか、それとも信大生やめますか』と語りかけ、本を読んだり、友人と語ったりしながら考えるための手段として、『スマホのスイッチオフ』を説いたのです」(信大関係者)

■S・ジョブズも予見していたデジタルリスク

高校生のスマホ利用時間は、男子が4時間、女子が7時間。学長が嘆くのも当然だが、“リンゴの創始者”故スティーブ・ジョブズ元アップルCEOもデジタル機器の危険性を予見。亡くなる1年前(10年)、米紙のインタビューで「子供たちのハイテク機器の利用を制限しています」と語っていた。当時はiPadの発売直後だったが、息子(当時19)はそれを手に取ったことがなく、iPodも使わせていなかったという。

スマホはじめデジタル機器はダメなのか。神経内科が専門の医師で、作家の米山公啓氏が言う。

「デジタル機器は、使い方次第で良くも悪くもなります。検索した情報をもとに自分なりに研究したり、文章を書いたりして創造的な作業ができる人はいい。デジタル機器を道具として使えているから大丈夫です。しかし、ゲームやSNSにハマる人は危ない。人間の脳は同じことを繰り返すと、飽きるような仕組みがあるのですが、飽きずに続けられる人は依存症になりやすいのです。高校生の利用時間の拡大から、ネット依存傾向の人はかなりいるはず。信大の学長は、そんな現実に警鐘を鳴らしたかったのでしょう」

依存症の人は、ネットと現実の見境がつかなくなり、海外では殺人事件が起きている。ネット依存者は500万人と推計されるだけに、子供にはスマホの利用時間を制限させた方がよさそうだ。

【転載終了】

信州大学のあるあたりは冬は寒いですからね、
きっと昔は暖房の周りで様々な議論が白熱していたのでしょう。
それが今は、暖房の近くで皆がスマホを覗いているのでしょうか…?

ま、私に言わせれば大学生になっても『自分で考えることの重要性』
学長が訴えなければならないという事実の方が問題では?と思ってしまいます。
だって、信州大学のレベルでそれなんですよ。




スマホがあると、誰とも直接話さなくても会話した気分になれますし、
ちゃんと面と向かって話し合わなくても、友達みたいな感じも味わえます。

実はきちんと人同士のコミュニケーションが取れていないのに、
それが出来ているように思えてしまうのが怖いところです。
(そのことが問題化する場合もありますし)

スマホで検索してしまえば、自分で考えたことでなくても、
さも自分で考えたことのように思い込んでしまいますし、
不確かな情報や自分にって都合のいい解釈で物事を判断する危険性もあります。

自分の目で見て、自分の頭で考える。
そんな当たり前のことがスマホによって奪われているのかも知れません。


教室長は「スマホ見てるなら本を読め!」といつも言っていますね。
「それが真のスマート本だ。byさみー」だそうですよ。笑


結局はスマホも使う人次第なのは分かるのですが、
それによってどれだけの時間と才能が浪費されているのかを一度知りたいものです。

ありがとうございました。





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