今日は公立高校発表日
お久しブリです。
今日は県公立高校の発表でした。
合格・不合格の結果が自分の目の前に突きつけられる時です。
いままでの自分の頑張りを褒める人もいれば、
自分がサボってきた時間を恨めしく思う人もいるでしょう。
受験はある意味正直だと思います。
なぜ正直かといえば、本当に自分が望んだ結果が出てくると思うからです。
「志望校は○○高校」と言っていても、
実は心の中では(本人も気がつかず)その学校への進学を望んでいない…、
そういう思いが正直に出るのか受験なのではないかと思います。
なぜ本音が言えないかは様々な事情があるでしょうが、
究極、人は自分の心に逆らうことは出来ないのではないかと最近思うようになってきました。
だからこそ、まずは自分の心に素直になること、
そして自分の心をしっかり見つめ、自分と対話をすることが大切なのでしょうね。
さて、以下は当塾の受験に対する考え方です。
昨年も掲載しましたが、大切なことなので再掲させていただきます。
今年の塾生の受験は全て終わり、全員の進路が確定しました。
受験生やそのご家族の皆様、本当にお疲れさまでした。
塾で学んだことは、高校入学後も、その後も必ず役に立つ幹になるものです。
この幹からいっぱいに枝を広げ、これから自分らしい花を咲かせてもらいたいと思います。
当塾は実績主義ではないので、○○高校に何人合格というようなことはしません。
むしろ、合否はどうでもいいと塾生には話しています。
この辺りは勘違いされると困るので説明させていただきますが、
勉強をどうでもいいとか思っているのではありません。
また受験を軽視している訳でもありません。
どちらかといえば、
志望校のレベルに関わらず、受験に向けてここまでストイックに勉強させる塾は
周りには一つもないのではないかと思います。
レベルが低いからこの程度の勉強でいいとか、
レベルが高いからこれ位やらなければいけないとか、
そういうことは一切考えていません。
高校受験という一生に一度きりの機会を存分に活用する。
今しかできないことを精一杯やり切る。
それくらい行動すれば、自分を誇れるようになります。
それがたとえ不本意な結果に終わったとしても、
自分が行動してきた事実・歴史は自分の中にきちんと記録されるのです。
それが「合否はどうでもいい」の言葉の意味です。
本番に向け懸命に努力し、本番も力を出し切れば、合否は結果でしかありません。
もっと大切なこと、一番大切なことは体にしっかりしみ込んでいるので、
高校入学以降に必ず道が開かれます。
最近は、その辺りを甘く考えている子(親?)が増えました。
楽して合格したいとか、そこまで勉強したくないとか。
でも、私に言わせれば、だからいつまでも自分に自信が持てないのですよ、
と、そう言いたくなるのです。
一度でいいので、嫌なことでも本気で真剣になって取り組んでみてください。
きっと、自分で自分を見直すことが出来ると思います。
当塾はそういう体験を積む場所です。
そのため、
- 志望校・受験校を自分で決断すること。
- 入学後に学校生活を存分に楽しめるよう学力レベルを上げること。
- そして何より自分の持っている力を信じ、出し切ること。
この3つを大切にしています。
出た結果は受け止める他ありません。
合格でも不合格でも、結局その後の人生を充実できるかどうかが重要です。
第一志望に合格しても、
勉強についていけず高校生活が楽しめないのでは意味がありません。
第一志望に不合格だったとしても、
自分が行った高校で思いっきり楽しんで青春を謳歌したものが勝ちなのです。
高校時代も人生で一度しかありません。
この十代後半という多感な時期を、ふてくされて過ごしてはいけません。
受験は後悔するためではなく、前進するためにあるべきなのです。
受験をどう捉えるかという考えこそ、私が塾生に一番伝えたいことです。
それにしても、塾生は全員よく頑張ったと思います。
長い闘いでしたが、ようやく一つの区切りですね。
卒業も間近ですから、中学校にいる時間、今の仲間との時間を大切にしてください。
ありがとうございました。
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