ものづくりの現場を見るために
お久しブリです。
今日は私立高校入試の日。
とりあえず今自分たちに出来るのはみんなが力を出し切れるよう祈ること。
かといって、じっとしていられる性格でもなく…
そこで前からお願いしていた工場見学に行くことに…。
教室長も連れてご迷惑を顧みず清水精機さんへ見学させてもらいました。
清水精機さんについては過去記事(←リンク)をご覧ください。
今回は、実際に加工している工場で、現場を見学させていただくことが出来ました。
機械の音、におい、その空気感を体感して、
やはり実際に足を運ぶことで分かることがあるのだと思いました。
前回同様、丁寧に説明してくださる清水専務。
本当にありがとうございました。
(以下、前回の展示会の様子から抜粋)
お忙しいにも関わらず、専務から直々に清水精機さんの技術、
特に板金加工や金属工作機械部品の製造や組み立てなどの説明を聞かせていただきました。
金属の板がどうやって立体的に加工されていくのか、
その工程は不思議な魔法を使っているかのようでしたが、
これが日本の技術力なんだなと思わずにはいられませんでした。
というのも、金属の伸びなどをすべて計算に入れての細かい加工は、
まさに職人技としか言えないものだったからです。
素晴らしい技術が、こんな身近な所にあるのかと思いました。
こういうのを子どもたちに知ってもらえたら、
もっと自分たちの国や地元を誇りに思えるのではないでしょうか。
思わず、そんなことを考えてしまいました。
工場ではとても大きな機械を動かしてものを作っているのですが、
結局その設定だったり、微調整だったりは職人さんの経験と知恵が必要となります。
ものづくりが人の手から離れることは決してないのでしょうね。
どんなことにも、人の手・技が間接的に入るのですから、
完全な機械化というのは無いのかもしれません。
そもそも設計は人の頭と手で行われる作業ですからね。
今回見せていただいた製品の中に、自動改札のパーツがありました。
私たちの日常で使われていて、それでも私たちが普段気にも留めないものも、
一つ一つ丁寧に作られているのだと知って深く感銘を受けました。
(写真は工場に入る前の私と教室長)
今回は、せっかく見学させていただくだけでなく、
清水専務の説明や実際の機械などを動画で撮影させてもらいました。
清水精機さんの許可がいただけたら、
編集加工後、このブログでその動画も公開したいなと考えています。
ものづくりに興味を持っている子は多いと思いますが、
しかし実際にこうして工場で製品が出来がるところを見たことのある人は少ないと思います。
ですから、私たちが見学してきたものを塾生や皆さんにシェア出来たら…と考えています。
見学後、教室長が面白いことを話していたのでご紹介しますね。
「見学をしていて、一生懸命に働いている方々を見ていたら、
『自分はどれだけ人の役に立てているのだろうか』と思ったんですよね…。
鈴木教室長にしては随分殊勝なことをいうものだと思いませんか?笑
教室長にとっても、とても刺激になる見学だったようです。
ありがとうございました。
これは清水精機さんが開発した製品で、
いろいろな加工品の角度や穴のサイズなどが分かる優れものの道具でした。
男なら一つは持っておきたい道具ですね。
気になるパーツの角度などがをびっちり測れます。
工業高校や工業科の生徒さん、
工学部の学生さんには必需品だと思います。
(詳細や購入は以下にリンクを貼っておきますので、清水精機さんへ直接どうぞ)
画像をクリックしてください。