連日の検定は果たして大変なのか?
お久しブリです。
昨日は数検、今日は漢検の実施日です。
最近は私たちも忙しいので、検定の実施を塾内でするべきかどうか悩んだのですが、
アンケートを取ると意外に受検希望者が多く、今回も実施となりました。
今年の秋の回は、数検と漢検が連日行われるという、ちょっとタイトなスケジュール。
こういう風に続けて検定を行ったのは、たぶん今までなかったと思います。
いままでは負担を避けようという意識があって、
なるべく各種検定の日程が重ならないようにしていたのですが、
もしかすると、それって逆効果だったのかもしれません。
というのも、意外に試験が重なっている方が、
しっかりと意識して勉強する子が多かったように思うからです。
連続すると受検を避けるのではないかという私の予想を、
良い意味で裏切ってくれました。
前回、数検3級に合格した中2の子がいたのですが、
今回は数検の準2級に挑戦してくれました。
中2で高校範囲の数学ⅠAを勉強ですから、時間も足りなかったので、
とりあえず一次試験突破を目指して頑張ってもらいました。
どうなるかちょっと楽しみにしています。
その子は連日の検定にも関わらず、漢検を3級・準2級とダブル受検していました。
「さすがに多すぎた」と言っていましたが、その挑戦する姿勢は素晴らしいですね。
このように私たち大人が勝手に「これは大変だろう」と手加減してしまうことって
案外多いのかもしれません。
そうやって子どもたちの限界を勝手に決めているのかもしれません。
これは検定だけではないと思います。
子どもが大変そうだからなど、大人が勝手な判断をする場合もあると思います。
しかし、負荷をかけなければ育つものも育たなくなります。
もちろん負荷をかけるだけなのは良くありません。
ただ、伸びたがっている子供の成長を止めているのも大人かもしれないと思うのです。
連日の検定の中で、そんなことを感じました。
検定受験者のみんな、本当にお疲れさまでした!
中高生は、次は期末テストですね。
大変ですが、自分らしく頑張って行きましょう。
ありがとうございました。