彗星に着陸!

お久しブリです。

11月に入ってから、1日ゆっくりと体を休められる日がなかったせいか、
ここにきてちょっとキテる感じがします。

塾生も(それもなぜか運動部の子が多い)風邪をひいている子が多いので、
私も気を引き締めないといかんなと思っています。

ちょっとばかりだらしなく口を開けているだけで、
ウィルスの野郎はすぐに入り込んできますからね…油断できません。笑

なので、ちょっとブログもサボらせていただいて、
メモしておきたいニュースを紹介って感じにさせてもらいます。



私の感想はただ「すげ~」というだけです。

あの小惑星イトカワから帰って来た『はやぶさ』もそうでしたが、
今度は彗星に着陸ですからね、いやほんと驚きました!

彗星着陸の探査機から写真届く、欧州宇宙機関が公開

(CNN) 欧州宇宙機関(ESA)は13日、彗星への着陸に成功した探査機「フィラエ」から届いた彗星の地表の白黒写真を公開した。

フィラエは母船の「ロゼッタ」から切り離され、地球から5億キロ離れたチュリュモフ・ゲラシメンコ彗星(67P)に12日に着陸した。

着陸時に地面に打ち込むはずだった銛は展開しなかったため、機体を固定することはできなかった。しかし少なくとも2回バウンドした後に着地できたという。

ESAの研究者や幹部は、着陸を確認するとハイタッチやハグを交わして成功を喜び合った。探査機を彗星に軟着陸させることに成功したのは史上初。

銛が展開できなかったことについて、ESAの担当者は記者団の質問に丁寧に答えながらもやや苛立った様子を見せ、重要なのはその失敗よりも、着陸に成功したことだと強調した。

【転載終了】

そうです。着陸に成功したことが素晴らしいんですよ。
こういう時に減点主義なのはいかんですね。

彗星着陸機、崖の陰に着地 太陽光充電に懸念

画像の説明

【11月14日 AFP】欧州宇宙機関(ESA)の地上管制センターは13日、世界で初めて彗星(すいせい)への着陸に成功した実験用着陸機「フィラエ(Philae)」について、彗星表面で2回バウンドして着地した結果、崖の陰の中に入ったため、バッテリーの充電が十分にできない恐れがあると発表した。

 前人未踏の彗星着陸から24時間たち、フィラエからは67P/チュリュモフ・ゲラシメンコ彗星(Comet 67P/Churyumov-Gerasimenko)表面のデータと画像がすでに大量に地球に届いている。だがその位置は不明で、予定の着陸地点から数百メートル離れているとみられる。また、3本ある脚のうちの1本は、宙に浮いた状態になっている可能性が高いという。

 地球から5億1000万キロあまり離れた距離にあり、太陽の方向に秒速18キロの高速で進んでいる低重力の彗星には、銛を使ってフィラエの機体を表面に固定する計画だった。

 銛での固定は失敗に終わったが、フィラエからはこれまで、母機の周回探査機「ロゼッタ(Rosetta)」経由でデータが地球に問題なく送信されている。

 着陸ミッションを率いるステファン・ウラメク(Stephan Ulamec)氏は、ドイツ西部ダルムシュタット(Darmstadt)にあるESAの宇宙管制センターで行われたウェブ中継の記者会見で、「着陸がどのように行われたかについては、さらに詳細な理解が得られているが、探査機がどこにあるかはまだ実際に不明だ」と語った。

 同氏は、光が全く届かない黒い陰の部分にある深い裂け目が写った彗星表面の写真を指さし「このクレーターの縁のどこかにあるのかもしれない」と続けた。

 また、フィラエからロゼッタ経由で地球に送信された写真の角度を詳細に調べて評価した結果、「機体の姿勢が、表面に対して水平になっていない」ことが分かったという。

 洗濯機ほどの大きさのフィラエに搭載された10種類の科学機器とカメラのうち、8つは計画通りに始動した。

 ウラメク氏によると、フィラエは「非常に大きな跳躍」だった1回目のバウンドで予定の着陸地点から1キロ移動した後、それより小さな2回目のバウンドをしたことが、搭載された機器から送られてきたデータにより判明したという。

 このような状況では、表面下の彗星物質のサンプルを採取して化学分析を行うために搭載されたドリルが使えないかもしれないとの懸念が広がっている。

「機体はほぼ垂直で、脚の1本が宙に浮いている可能性が高い」と、ミッション科学者のジャンピエール・ビブラン(Jean-Pierre Bibring)氏。

 フランス国立宇宙研究センター(CNES)のフィリップ・ゴードン(Philippe Gaudon)氏は今回の会見に先立ち、フィラエは「彗星表面の急な斜面にとどまっているようだ」と語った。

 サンプル採取用のドリルや、機体を固定する銛などを、同機の位置や姿勢が不明なままで作動させようとするのは危険が伴う恐れがある。

 ウラメク氏は「機体を転倒させることになるかもしれない」として「落ち込んでいる可能性のある穴から飛び出すためだけ」に使用できるほど十分な電力は、フィラエにはないかもしれないと付け加えた。

 フィラエのバッテリーの寿命は約60時間しかなく、同機が陥っている困難な状況を考えると、同機は100%再充電するために十分な太陽光が得られないことになる。完全な再充電には太陽光を1日に6~7時間の受ける必要があるが、現在は1.5時間しか受けていない。

【転載終了】

それでも、彗星に着陸してしまうなんて凄すぎます。
何か新しい発見があることを期待しましょう。

ありがとうございました。





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