味覚に異変!?

お久しブリです。

教室長から、こんなニュースがあると聞きました。
何でも子どもの味覚に異変が起きているんだそうです。

子どもの味覚に“異変”

「甘味」や「苦味」といった子どもたちの「味覚」に関して、気になるデータが初めて明らかになりました。
専門家が子どもの味覚を調査したところ、およそ3割の子どもが「味覚」を正しく感じることができていないというのです。
子どもの味覚に何が起きているのでしょうか。
社会部の山屋智香子記者が解説します。

子どもの味覚調査で明らかに

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東京医科歯科大学の植野正之准教授の研究グループはおととし、埼玉県内の小学1年生から中学3年生までの349人を対象に、「甘味」や「苦味」など基本となる4つの味覚を認識できるかどうか調査を行いました。
その結果、「酸味」を認識できなかった子どもは全体の21%で、「塩味」は14%、「甘味」と「苦味」については6%の子どもが分からないと答えました。
また、いずれかの味覚を認識できなかった子どもは107人と全体の31%を占めました。
子どもの味覚の実態が明らかになったのは初めてです。

鍵は食生活?

味覚を感じるのは舌にある「味らい」と呼ばれる器官で、味らいは10歳前後に発達するため、この時期の子どもの味覚は最も研ぎ澄まされていると言われています。
なぜ味を感じやすいと言われる子どもの間で、その力が低下しているのでしょうか。
研究グループの調査ではある共通点も明らかになりました。

味覚を感じることが出来なかった子どもは、加工食品などの味の濃いものや、人工甘味料を使った飲み物などを頻繁に口にしていたのです。

植野正之准教授は、「味覚が認識出来ない子どもがこれだけ多くいたことは驚きだ。味覚は子どもたちの食生活に関係しているのではないかと思う」と話しています。
研究グループの調査に参加したさいたま市の江部賢人くん(9歳)は、しょっぱい味を苦いと感じるなど3つの味覚を感じることができませんでした。

賢人くんの好物はハンバーグやフライドポテトなど味が濃く脂っこい食べもので、母親のまどかさんは賢人くんに食べてもらえるようケチャップやマヨネーズを使った味の濃いメニューをつくることが多いということです。

まどかさんは、「子どもたちが好きなので、味の濃いものを作りがちですが、子どもが味覚を失うことに影響しているのなら薄味のものを作るなど気をつけていきたいです」と話していました。

【転載終了】

う~ん、ちょっと心配になってきました。
我が家はどうなんでしょう…?

こういう食に関しては昔から色々と言われてきましたから、
簡単便利なものは「あまり良くない」と分かってはいるのですが、
それでもやはり思わず飛びついてしまうのですよね。

本当はお出汁なんかもちゃんと昆布、鰹節、にぼしなど、
そういうものからとる方が良いのでしょうが、
楽なもんだからついつい化学調味料(うまみ調味料)を使ってしまいます…。

こういうのに慣れてしまうと、
繊細な味の感じが分からなくなってしまうのでしょうか…。

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学校の長期休みに、当塾では受験生を対象とした集中学習の特訓を行いますが、
いつも保護者の方にはお願いして、お弁当を持ってきてもらうか、
自宅へ食べに戻るかにしてもらっています。

特にお弁当づくりは本当に大変だと思います。
家に帰るのも、時間的にロスがあることも分かっています。
それはもう私どもも重々承知しているのです。

しかし、それでもあえてお願いしているのは、
カップラーメンなどでは、ご飯後の勉強が頑張れないことを経験で知っているからです。

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味覚ともたぶんつながると思うのですが、
ご家族が気持ちを込めて作ったご飯が、子どもの情緒を安定させ、
子どもを精神的に支える一助になるのでしょうね。

ありがとうございました。





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