友達のお母さんのご飯の方がおいしいな
お久しブリです。
こんなCMがあるのをあなたはご存知ですか。
幸い、家事を手伝っていて、こう言われた経験が私にはありません。
言われたら不貞腐れるどころじゃなく、きっとグレるでしょうね。笑
奥様方に、家事を手伝う旦那さんを大切にしましょうと
言いたいのではありません。
この『家事』を『勉強』に置き換えてくれれば、
私が言わんとするところもたちどころに分かっていただけるかと…。
「勉強しなさい」にはじまり、
「それは勉強のうちに入るの?」
「もう終わったの?ずいぶん早いのね」
「このままじゃあ、高校行けないよ」などなど。
明らかに我が子の勉強意欲を削ぐような言葉の数々。
昔、どこかの政治家が
「行け行けと言っている本人が、私のスカートの裾を踏んでいる」
というようなことを言っていたように記憶していますが、
それと同じ状況に思えるのです。
子どもに学んで欲しい、賢くなって欲しいと思いながら、
そもそも子どもにかける言葉がやる気を失わせているという
まことに残念な結果に陥っているのです。
以前、何でも人と比較してしまう方がいらっしゃいました。
そういう時、言われた側がどんな気持ちになるか分かってもらうために、
「お母さんのごはんより、友達の○○ちゃんのお母さんのご飯の方がおいしい」
そう言われたらどう思いますか?
その言葉を聞いて「よし明日も料理頑張ろう、もっと料理の腕を磨こう!」
と思いましたか?とお聞きしたことがありました。
「ごはん作りたくなくなります」たしか、そうおっしゃっていました。
いかがですか?
あなたはそんな言葉を無意識のうちに発していませんか?
相手を鼓舞させるつもりが、逆効果になっているなんてことは?
言葉の暴力は心を深く傷つけます。
自信を無くさせたり、自分を価値のない人間だと勘違いする言葉ではなく、
思いやりのある言葉をかけ続けたいものです。
ありがとうございました。
※カテゴリー変更しました。12/8