学校でも「Mind The Gap Please」

お久しブリです。

今日はこの話題をメモしておきます。

疲れがたまっているのか頭がボーっとするので
とりあえず紹介だけ・・・。

<教育再生会議>小中一貫制度化を提言…「中1の壁」に対処

画像の説明

政府の教育再生実行会議(座長・鎌田薫早稲田大総長)は3日、学制改革に関する提言を安倍晋三首相に提出した。「小中一貫教育学校」(仮称)を制度化し、現行の小学校6年、中学校3年の「6・3制」を市区町村の判断で「4・3・2制」「5・4制」など地域の状況に合わせて決められるよう提言。小・中両校など複数校種で指導できる免許の新設も盛り込んだ。提言を受け、文部科学省は来年の通常国会で法改正し、早ければ2016年度からの小中一貫校制度化を目指す。

今回は昨年10月の入試改革に続く第5次提言で(1)学制の柔軟化(2)教員改革(3)教育財源の3本柱。学制では、中学1年生に不登校やいじめが増える「中1の壁」が問題化しているため小中間の円滑移行が必要として小中一貫校の制度化を挙げた。

また、短大や専門学校から大学への編入、大学間の転学拡充や大学への飛び入学のための高校早期卒業の制度化も提言した。

これらについて、下村博文文科相は「直ちに検討し実行する」と述べ、来年の通常国会に法案を提出する方針を示した。

3~5歳の幼児教育の段階的無償化や実践的な職業教育をする高等教育機関の創設も提言されたが、下村文科相は「必要な財源を確保し環境整備を図った上で実行する」とし、中長期的目標に掲げた。

同会議はこれまでに(1)いじめ問題(2)教育委員会改革(3)大学改革(4)入試改革を提言。(1)~(3)はすでに関連法が成立・改正され、(4)は現在、中央教育審議会で制度設計の議論が進んでいる。

◇「段差」解消目指す

戦後、米国をモデルに導入され、約70年続いてきた「6・3制」の義務教育の改革。教育再生実行会議の提言には子供の実態と制度のズレが、学校で深刻になっている背景がある。

「中1の壁」は典型例だ。学級担任が基本的に全教科を教える小学校に対し、中学校では教科担任制に変わり、学習内容も高度になる。そのため、環境の変化に適応できず、ストレスを抱えた中学1年で不登校やいじめが増えている実態がある。文部科学省の2012年度調査では、小学6年の不登校児童は6920人だったが、中学1年では2万1194人と約3倍だ。いじめの認知件数も小学3~6年と中学2年は各学年2万件前後だが、中学1年は2万9574件と多い。

子供の体の発達が、6・3制の導入時(1947年)に比べ2年程度早まっていることも見直しの必要性を高めている。男子児童で体重の伸びが大きい時期は1948年度は「14~16歳」だったが、2013年度は「12~15歳」。女子も「12~15歳」から「11~12歳」と早期化。身長の伸びも同様で、ちょうど小、中の切れ目に第2次性徴が当たり、これを円滑に乗り切るのも改革の狙いだ。

勉強面では部分的に小学高学年から教科担任制を組み込み「段差」解消を目指す。

すでに教育課程特例校などの国の特例制度を利用して小中一貫校を導入している自治体もある。東京都品川区は06年度から区立小中全校で小中一貫制を実施している。「4・3・2」に区分し、学年は1~9年生。英語は9年間一貫教育だ。

区立日野学園の斎藤道(とおる)副校長によると、中学1年に当たる7年生の学習内容の一部を6年生で先取りすることで、8~9年生の授業に余裕が生まれ、柔軟な授業編成が組めるのが利点という。

◇校舎新設など財政面で課題

各自治体が小中一貫校を導入する場合、財政面が大きな課題になる。一貫校では同じ校舎で学ぶ「一体型」が理想的だが、そのための統廃合や校舎新設といった費用がかかる。日野学園は約80億円かけて新設した。

このほか、従来の小中学校は残せるため、小中一貫教育学校との間で子供が転校した時のカリキュラムのずれをどう解消するか▽学校選択制の導入の有無をどうするか▽人間関係が9年間固定化されてしまう--などの課題も残る。

【転載終了】


慣れ親しんだ6・3制が変わるときがどうやら来そうですね…。

私個人の感覚では、小学6年生と中1のところで区切りを入れて、
5・2・2制もいいのではないかと思っています。

小5は、小1~4をまとめるお兄さんとしての役割が残っているでしょうし、
そこでお兄さんお姉さんとしての自覚を学ぶという経験は貴重です。

中1と中2のところに大きな隔たりがあるのは同感ですので、
そうなると5・2・2制でもいいのでないか・・・と勝手に思っています。

あなたはどう思いますか?


進路や岐路に立たされると子供は大きく成長します。
卒業というのはそういう意味で大切な儀式だと思います。
節目を多く経ることで自覚が促される面もあるでしょう。

今の時代に必要であれば、
制度を柔軟に運用するべきなのでしょうね。

とにかくいま教育は動いていますので、これからも情報をまめにチェックして、
この場で紹介していきます。

ありがとうございました。




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