うす~い存在なのかな・・・

お久しブリです。

先日の弊ブログ記事
大切な入学式で、もし我が子の担任が欠席だったらどう思うか?と考えてみた結果、やはり教員という職業は半端な気持ちでは務まらないなという結論に至ったのでした
の中で触れたことについて。
(タイトルが長すぎトップページのリンク表示が悲惨になって反省中)

入学式欠席の教員の出た学校に、
私の出身校、県立松山高校も入っていたようですね。

卒業生として冗談交じりに言えば「じゃあ仕方ないか」って感じです…。
松高生には入学式に担任がいてもいなくてもあまり関係なかったのではないでしょうか。


そのことは、たまたま見つけたこんな記事から知りました。

この方、県議会の議員さんのようです。
東松山方面、最近疎いんで知りませんでした。

江野 幸一さんのFaceBookより

画像の説明

 昨日、わが母校埼玉県立松山高校の第92回入学式に出席いたしました。
 入学式は男子校特有の雰囲気の中、厳かに行われ伝統の重さを感じさせられました。
 しかし、今回の入学式は、卒業生の私としては、腹立たしい思いの中での入学式でした。 なぜかと申しますと、学校長はあいさつの中で伝統の重みと厳粛さを語った後、壇上で担任の先生の紹介をいたしました。
 しかし、こともあろうことに2組の担任の先生が、自分の子供の入学式があるため自身の職場である松山高校の入学式は欠席するとの説明があり欠席してしまいました。私たち呼ばれた者としては、大切なお子さんたちの入学式、ましてやこれから担任の先生のもで勉学にいそしむ子供たちの思いは、相当な夢と期待があったものと思います。そんな時、新入学生の思いも考えず私事の都合で簡単に職場を放棄する態度には憤りを感じざるを得ませんでした。
 保護者の方からも怒りの電話をいただきました。 
 数多くの入学式に呼ばれて出席させていただいておりますが、こんなことは初めての経験でした。
 本当に怒り心頭です。
 教員の責任感や倫理観、モラルとはどうなっているのでしょうか?
 教員には、仕事がある故、生活が成り立っている旨の思いはないのでしょうか?
 権利ばかり言う教員はいらないのではないのでしょうか?
 教員は、教育という一番大事な事柄をを担っているということを自覚してもらいたいです。

この記事に対しても、賛否両論あるようですね。


私の考えは前回メモした通りで、特にその後変化はありません。

塾の近くには朝霞駐屯地があるので、
自衛官のお父様お母様とお話させていただく機会も多く、

その方々が任務より入学式を優先することってあるのかな?と。
警察・消防もそうです。


(このままだと、どんどん横道にそれていってしまいそう…)


今回記事にしたのは、これが気になったからです。

江野 幸一さんのFaceBook記事を読んだ方のコメントの中に

「高校生世代の子どもたちの反応を聞いたら、
「卒業式なら分かるが、入学式でそんなに目くじらを立てることか?」
という意見が多かったのが印象的でした。」

というのがありました。

大人がわーわーぎゃーぎゃー言っている中で、
案外子どもたちの方が、冷静にこの状況を見ているのかもしれません。

こっちの方が私にはリアリティーがあるんですよね。


ヤフー知恵袋かなにかで、
「今日は担任は息子さんの入学式に行かれました。」と副担任が告げると
「おおっ」「おめでとう」と拍手が沸いたというような話がありました。

子どもたちの寛大さというのか、
あっけらかんとした感じは私は嫌いではありません。

でもでも、ちょっと気になったのです。

もしかすると子どもたちにとって、学校の先生は(それが担任であっても)
入学式にいようといまいとあまり関係ない存在なのかしら…。

すでに教員というのが、
取り換え可能な学校に付属するパーツのようなものになっている?
そんな風に危惧するのです。(無論、小中高で程度に差はあると思います)

自らの心ない発言でクラスが荒れ、
それが原因で病に倒れ教員が休職する。
それで少しすると、かわりの教員がやってくる。
(これは塾生から聞いた話です)

学級崩壊を何度も経験したという猛者には、
教員に頼っていても仕方ないという心理が働くかもしれませんね。

学校の教員というのは大変責任のある重い職業である
なんて思っているのは、大人たちばかりで、
「誰がやっても何も変わらないよ」と当の子どもたちには思われていたりして。

だとしたら、これはこれで問題があるように思います。
そうでないことを祈るばかりなのですが、でもなあ…。




最近はクラス数も少なくなり、新入生が1クラスとか2クラスとか、
そういうことも珍しくなくなりました。

唯一の新入学クラスの担任が入学式に不在とか、
2クラスの新入生の両担任が不在とか、
そんな笑い話にならないようなことも起きてしまうかもしれませんね。

うす~いのは私の髪の毛(泣)ではなくて、
私の時代に比べて、教員の存在がうす~くなっているのかもしれないと
ふと思った次第です。

ありがとうございました。


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