今を生きているか?(今日から新年度)
お久しブリです。
今日から新年度です。
塾内は春の集中学習真っ最中で、
この学校休みの期間を有効に使うため、塾生も真剣に努力してくれています。
当塾は授業中は私語厳禁ですから、目の前にある課題に向き合うことしかできません。
隣の子としゃべったり、後ろの子に妨害されて集中が切れるということは絶対ありません。
友達や先生とずっとしゃべっていて、気がついたら時間が過ぎていたなんてこともありません。
そういうことは、わざわざ塾に来なくても出来ることですし、
その辺りのことが分かっている塾生ばかりなので、
授業は集中し、でも授業後はみんなで談笑していたりします。
玄関にあるソファはそういうときに有効に利用されます。
結局、どんなこともメリハリがなければいけないのですよね。
駅前の塾に通い、塾終わりに友達とずっとしゃべっていて帰宅時間が遅くなる。
それが原因で、生活のリズムが崩れ成績が下がる。
友達関係がギクシャクして、いじめのような状態となり成績が下がる。
学校のクラスと同じような状態になり、緊張感がなく成績に変化もない。
これはすべて当塾にご相談に来られた親御さんから聞いた話です。
一体何のために塾に通っているのか分からなくなるような話ばかりです。
ずっとこの場で書いてきたことですが、
私は成績が上がること、結果が出ることが一番大事だと思ってはいません。
それよりも、どういう時間を過ごしたか?
後悔しない時間の過ごし方をしたか?の方を重視します。
しかし、こういうことに意識を向け、今取るべき行動を一生懸命行動すると、
結果として納得のいく成績や結果が出てくるので、
間接的には結果重視といえるかもしれません…。
本気を出さないのは、本気でやって結果が出なかったら悲しいからです。
でも、本気でやらないと、もっと悲しい思いをするものです。
本気でやって挑戦に失敗した記憶よりも、
挑戦しなかった記憶の方がずっと心に残っているとも言われますからね。
塾生には、結果なんて先のことを考えず、一生懸命に今を生きてもらいたいと思います。
そういえば高校時代に『今を生きる』という映画を見て、感銘を受けました。
字幕ありますが、日本語にするとやっぱりちょっと変な感じです。
塾で机の上には立ってもらいたくないなあ…掃除大変そうだし…。
授業をする場としての塾があります。
勉強をする場としての塾も当然あります。
(当塾は後者中心の併用型ですね)
学校は今授業をする場となっています。
分かろうが分かるまいが、出来ようが出来まいが、授業を受ければそれで終わりです。
もう1つ学校が必要ならば、授業をする場としての塾を探すべきでしょう。
しかし、勉強が必要ならば、勉強をする場を用意するべきです。
真剣にやっていると、そのうちに、それがどんなことであっても楽しくなってきます。
誰かに楽しくしてもらうのではなく、自分で楽しむようになるのです。
そういうところまで行くために、この環境があるのです。
新しい年度です。
桜もきれいです。
教室長もメチャクチャ今を生きています。
『今を生きる』ことは、『自分の人生を自ら楽しくすること』なのかもしれませんね。
ありがとうございました。
※カテゴリー変更しました。12/8