車は生き物だと思うのです

お久しブリです。

子どもが大きくなると、車の中が突然窮屈になります。
それくらい子どもの成長とは早いものです。

はじめに私が乗っていた3ドアの車は、
まず乗り降りしにくく、狭い、天井も低いという状況でした。

でも、すご~く気に入っていて、
子どもたちといつも「最高の車だな」って話していたほどでした。

でも、子ども成長という現実を目の前にすると、
限界が近付いていることもまた確かだったのです。

たまたま、弟が車を乗り換えるということで、
日産のエクストレイルという車に乗らないかと話がきました。

それまで乗っていた本田のインテグラを手放すのはそれこそ断腸の思いでした。
しかし、二台分の車を維持できるはずもなく、泣く泣くお別れすることにしました。

私は仕事でいなかったのですが、
インテグラが引き取られていく時に次男は涙を流していたそうです。

一緒に洗車をし、どんなところにも一緒に出かけたお気に入りの車でした。
私たち家族にとっては、もう一人の家族のような車だったのです。

画像の説明



新たに家族となったエクストレイルも非常に快適でした。
何より広い、天井が高い、荷物もたくさん載せられるのです。

カーナビも搭載したので、一気に行動範囲が広がりました。

いままで道が分からなくて躊躇していたところも
ナビがあれば安心して行くことができます。

どうしても福井の恐竜博物館に行きたくて、
長距離ドライブを覚悟で子どもと出かけたのもこの車です。

塾スタッフみんなで出かけたり、ご飯を食べに行くのも、
広さにゆとりがある車だったせいか回数が増えました。

数年経つと、いろいろな思い出がつまった車となりました。
山にも海にも行きました。塾対象の高校説明会にもこの車で行きました。

インテグラと同じくらい、エクストレイルも私たち家族の一員でした。


しかし、走行距離が24万キロを超えてくると、
いろいろな所に不具合が出てきます。

メンテナンスのせいか、走るのには問題はなかったのですが、
プラスチックの劣化などにより、特に車内・スイッチ類が効かなくなってきました。

24万キロです。地球を6周する距離ですからね。
これも仕方がないのかもしれません。

車検を通すのかどうかをみんなで相談し、
残念ではありましたが今回エクストレイルも手放すことに決めました。

画像の説明
これは先日鈴木教室長と一緒にうつしたものです。思い出の多さにグッときました



私は、車を生き物だと思っています。

部品一つ一つは、単なるモノなのかもしれません。
しかし、それが組み合わさると一つのシステムになります。

そして色々なシステムが組み合わさって一つの完成形ができると、
それは私たちの足となって動き始めるのです。


私にとって、それは生き物なのです。

だから、私は車に色々と話しかけます。
変人扱いしないでくださいね(笑)

不思議なこともたくさん経験しました。
事故になりそうなところで、何度も車に助けてもらっています。

特にインテグラは何度もそういうことがありました。
彼(インテグラ)は、私たち家族を守ってくれていました。
いまもそう信じています。

すごく変なことを言っているのは分かっているのですが…。
変人扱いしないでくださいね(笑)


今まで、車との出会いは全て素晴らしいものでした。
人と同じように、素敵な縁で結ばれているのだと思います。

さて、次の車とはどのような縁を結ぶのでしょうかね。
楽しみです。

ありがとうございました。





コメント


認証コード9415

コメントは管理者の承認後に表示されます。