空を見上げよう
こんにちは。
選挙が本格的に始まってきましたね。
今朝、自宅前を何度も選挙カーが通りました。
これからしばらくは選挙カーからの声を聞きながらの毎日ですね。
以前、選挙を手伝ったことがあるのですが、何でしょうあの独特な盛り上がりは…。
高校生の時の文化祭のような感じがしたのを覚えています。
集まっている人は、皆ボランティアなので、勢いもエネルギーもすごいものがありました。
自分から行動すると、人はこんなにも活き活きとするのだなぁと思ったものでした。
こういうエネルギーを昔は中学生からもヒシヒシと感じていたのですが、
最近はあまり感じなくなってきたような…うまく言葉にできないのですが…。
さて、中学3年生は天体の範囲の勉強をしていたのですが、
先日、「こういう形の月って、よく見るでしょ?」と聞いたら
「いえ、月はあまり見たことがありませんので。」
と返されてしまいました。
学校(教科書)の勉強も大切かもしれませんが、
もっと子ども達には空を見てもらいたいなと思いました。
ちなみに、「月は自分で光っていたんじゃなかったんだ!」と
知った子もいたようで、
天動説⇒地動説級の衝撃を受けていたようでした。
「新しいことを知れて良かったね・・・」と言いましたが、
中3になるまで知らなかったのかぁ…と少し複雑な気持ちでした。
息子の友達も、平日は習い事や塾があり、土日はサッカークラブに行くそうで、毎日毎日大変そうです。
そんな日々を過ごしていれば、空を見ることもないのだろうな…と少し寂しい気持ちになります。
自分が塾を開いているので、なるべく気をつけるようにしているのですが、
ともすると、各種の教室は大人の指示通りに動くことが求められます。
自分で考え、自分で判断し、自分で行動する時間がいまの子には少ないのかもしれません。
自分で行動する経験が少なければ、どうやって動けばいいか分かりませんよね。
だからなのかもしれません。何だか活き活きとしたエネルギーを感じないのは。
やっぱり人は自分で考えて行動している時が一番輝けるものです。
天体つながりで…、私の大好きな映画に『コンタクト』というのがあります。
その中で、宇宙人はいると思う?と聞かれて、
「so if it's just us … it seems like an awful waste of space.」
(「地球人だけじゃ、空間(宇宙)がもったいないでしょ?」)と応えるシーンが幾度か出てきます。
このセリフ、しびれました!
そうなんですよね。空の向こうには、果てしない空間(宇宙)が広がっているのですよね。
そういえば、こんなニュースもありました。
太陽系、想定より大きかった 探査機「ボイジャー」が新たな領域に到達 NASA
(CNN) 米航空宇宙局(NASA)は3日、1977年に打ち上げられた無人探査機「ボイジャー1号」が、太陽系の果てに近い新たな領域に到達したと発表した。
ボイジャーは現在、太陽から約180億キロの距離にあって、NASAのこれまでの説明によれば、間もなく太陽系の果てに到達するはずだった。
しかし磁力線の方向が変わっていないことから、NASAではボイジャーがまだ太陽系内にいると判断した。星間空間に到達すれば、磁力線の方向が変わると予想している。今回到達した領域は、太陽系の磁気粒子と、太陽系外の星間空間の磁気粒子が合流する地点とみられる。
プロジェクト関係者は「これは星間空間に向けた旅の最後の行程と思われる」と説明、あと数カ月から数年で太陽系の果てに到達するとの見通しを示し、「新しい領域は予想外だったが、ボイジャーの発見は予想外のことばかりだ」と語った。
ボイジャー2は別の行程をたどっていて、現在、太陽から数十億キロの距離にある。
ありがとうございました。