『グッド&パーパス』のパーパス
こんにちは。
今日のグッド&パーパスの時間は、改めてなぜ「G&P」を書くのかを話しました。
塾生は話を聞く姿勢が出来ているので、思わず長話となってしまいました。
でも、これは勉強をする上でとても大切なことなんで、メモを取ってもらいながら聞いてもらいました。
自分の機嫌は自分でとる
嫌なことがあったり、言われたりした後の勉強は、効率が悪い
だから、勉強を始める前に、楽しかったことや嬉しかったことを考えて、脳の働きを良くします。
これは勉強を始める前の大切な準備運動みたいなものです。
機嫌がいいと、色々なことをポジティブにとらえることが出来ます。
機嫌がいいと、脳の働きも心の働きも良くなるのです。
であれば、勉強の時だけでなく、よい日々を送るためには、なるべく機嫌がいいほうがいいわけです。
他の誰かに気分が影響されないように、自分の機嫌は自分でとるようにするのが大切です。
機嫌が悪いのは「悪い」という位で、「悪」なのです。
機嫌が悪くてよかったことなんて誰にもないはずです。
知り合いと話していたときに、驚いたことがありました。
その数日前にも楽しく話していたのですが、後で聞けばその日はかなり頭痛に悩んでいたのだそうです。
私は全く気がつきませんでした。
辛そうなそぶりを見せなかったのです。
「辛い辛いといって頭痛が直るわけではないし。だったら頭が痛くても楽しんじゃえって…」と言っていました。
この人は自分の機嫌を自分でとれる人なんだなぁと思いました。
私たちは、周りの色々なことに自分の機嫌を左右されてしまいます。
でも、それで自分の大切な時間が、機嫌を損ねた状態で過ごすことになってしまっては…。
塾生にそんな毎日を送ってもらいたくありません。
自分の能力に自分でふたをしない
自分にはできないと決めるまえに、もう少し練習に時間をかけてみよう
勉強をする目的を考えるのは、大切なことです。
世の中には、成績が高ければいい、偏差値が高ければいいという考えの人もいるようですが、
私はそう思いません。
「なぜ学ぶのか」については
受験となると忘れがち、あるいは考えないほうが楽なのかもしれません。
でも、それだと私は塾生の前に立つ資格がないのではないかと思っています。
もし塾生に「塾長は何で塾をやっているの?」と聞かれ、
「そりゃ~俺だって食っていかなきゃならないし…」なんて返事をしたら、
もう質問なんかしに来てくれないと思うのです。
少なくとも、自分が学生だった時、そう返事をする先生にはついていかなかったと思います。
やっぱり夢や目的があって、そのために今があると胸を張って言ってもらいたいし、言いたいものです。
でも、それってある時突然言えるようになるわけではないと思います。
日頃から、なぜ、どうしてこれをするのだろうと考える習慣が必要だと思うのです。
塾生にはよく「目標点数とは言うけど、目的点数とは言わないよね」と話します。
目的と目標は別のものだと思います。
目標は目的を達成するために必要な具体的なゴールや中間点を示すのだと思います。
目的があれば、具体的な目標が決められる。
その目標に向けて、ちょっと困難なことがあっても目的を考えれば頑張れる。そう思うのです。
近頃は「自分はこんなもんだろう」と自分を低く見積もる子が多いのですが、
目的が定まればじっとなんてしていられません。自分の能力にふたなんてしていられません。
目的がなかったり、あいまいだったりするから、中途半端にしてしまうのです。
だったら、日頃から考えてみようよ。
そうすれば自分の能力にふたをするようなこともしなくなるはず。
そう思うのです。
ありがとうございました。