もちろん外も大事だけど、中も知ること
お久しブリです。
あなたは進学希望先をどのように決めますか?偏差値?それとも…。
昨日うかがった東洋大学のライフデザイン学部の人間環境デザイン学科は、
偏差値でみればいかにも普通の大学です。
でも、そこで学ぶ内容は『普通』以上の魅力にあふれていました。
もし大学を偏差値でしか見ることができないのなら、
それはとてももったいないことをしているのかもしれません。
教育目標
誰もが平等な社会生活を営むことができる、快適で質の高い生活空間を創り出すこと。
そして、「つくり手」と「つかい手」を繋げていくこと。
これらを実現する知識や技術、そして可能性を持った人材を育成します。
概要
少子高齢化、ライフスタイルの多様化が進む現代社会で求められているもの、それは、すべての人にやさしい「ユニバーサルデザイン」の創造です。これに応えるためには、建築、環境、製品、医療、交通などを個別に考えるのではなく、「豊かな暮らし」を目標にし、総合的に捉えることが必要です。平成18年4月に誕生した東洋大学の「人間環境デザイン学科」は、人間を中心に捉え、建築から住宅、地域プロダクトまでのデザインを総合的に学べる、日本唯一の学科です。
【転載終了】
学ぶものが細分化され、今の興味が将来の興味とイコールかどうかは分かりません。
そういう意味では、はじめから学ぶ対象が限定され過ぎているのも考えものです。
しかし、自分の興味関心の方向性がある程度定まっているなら、
選択しやすいと言えることもまた事実です。
人間環境デザイン学科教授の繁成先生の段ボールを使った椅子の作成や
様々な研究作品なども見せていただくことができました。
ありがたいことです。
来月、アルコイリスカフェで行う企画でそれらを体験できるようです。
詳細はアルコイリスカフェHPでご確認ください。
(いずれアップされると思います。)
お話を伺った後、学科の実験工房を案内していただきました。
中はまさに『ものづくり』をする場所という感じで、
学生さんたちが課題に取り組んでいる姿や談笑しているところなんかを見れました。
この環境、ちょっとうらやましかったです。
最近は、高校が進学実績を稼ぐために、
上位大学(偏差値の高い大学)を手当たり次第受けさせるような話も聞きます。
学部や学科で受験を決めるのではなく、試験日程で重ならないところを受けるそうです。
そういう進路指導をしている高校があるようです。
当然、名誉の欲しい人もいる訳ですから、
名前にこだわるのが100%悪いとは思いません。
しかし、たとえ名の通った大学に受かっても、
興味のない勉強を毎日続けることになってしまうのなら、
学びたいものを身につける方がいいんじゃないかと思ってしまいます。
特に、こうした設備や学習環境を目の当たりにし考えると、
その思いが強くなります。
興味のない子にとっては単なる設備でしょうが、
興味のある子にとっては宝の山のように思うのでしょうからね。
自分はどちらがよいか一度考えることはあってもいいと思います。
まさしく名をとるか、実を取るかのお話で、
名実ともに…となるのがもちろん一番の理想なんでしょうけど。
東洋大学に限らず、大学もしっかり見学をして、
選んで行くという姿勢がこれからの受験なんだと思いました。
そういえば東洋大学の中庭から見る皆既月食はどうだったのでしょう。
塾では、今日来ている子たちとみんなで月食観察をしました。
良く見えましたよ~。
みんなで貴重な天体ショーを観察できて嬉しかったです。
月食を写そうと思ってカメラを持って挑戦したのですが、
三脚が使えず、手ぶれが酷くなり公開できるようなものは写せませんでした。
誰かが素敵な画像をアップしてくれるでしょうから、そちらをご覧ください。
そのかわり、塾生が全員観察に出てしまった後の教室を公開!笑
ありがとうございました。