オール５の塾生が家でしていたこと
お久しブリです。
塾に通う前にお子さんの成績を上げてしまう専門家、ブリさんこと神澤武利です。
成績の高い子というのは、
四六時中、勉強している訳ではありません。
もちろん１０時間以上とか
長時間勉強している子もいると思いますが、
むしろ、想像よりも勉強時間の短い子が
多いかも知れません。
そういう子は勉強している時の
集中度が非常に高いものです。
時間ばかりかかって、
あまり勉強が身になっていない子は、
ボーっとしている時間が長いのです。
その分を差し引いたら、
随分と短い勉強時間に
なってしまうことでしょう。
「よく勉強しているようだけど…」
なんていうお母さんがいますが、
それって本当に勉強しているんですか？
座ってボーっとしているなんてことはありませんか？
今は卒業してしまいましたが、
当塾で勉強していたある子は、
成績がオール５でした。
色々と話をしていて、
びっくりしたのは、
その子の勉強時間の短さでした。
学校から帰って来て、
ゆっくりする間もなく
家の役割（手伝い）をいくつもこなします。
週に何日かは
夕飯も作るのだと話してくれました。
夕飯を作ってから
塾に来る日もあるとのことでした。
結果的に、勉強時間は
短くなります。
その短い時間で
何とかしなくてはなりません。
その子は家庭の都合で
家のこともしなければならない状況でした。
しかし、そのことを
否定的に捉えるのではなく、
むしろ当然のこととして、
役割にも勉強にも
しっかりと取り組んでいました。
他にも、成績上位の子に話を聞くと、
家での毎日の役割や
やらなくてはならない手伝いを
持っている子が多いものです。
逆に「あなたは勉強だけしていればいいのよ～」
というような場合は、
あまり良い結果になりません。
「受験前だし、たまには…」なんて
そんな風に考えてしまう方って多いと思います。
でも、それはやめた方が良いと思います。
家の役割や手伝いが、
効率よく作業を進める能力を
高める助けになっていたり、
脳のリフレッシュになっていたり、
親子関係を良好に保つものになっていたり…。
受験期であっても、
いつものように過ごさせるのが一番です。
そして、玄関の靴並べでも、
風呂掃除でも、トイレ掃除でも、
何でもいいので、
家での役割、手伝いをさせてもらいたいと思います。
そして、手伝ってくれたら、
必ず一言「ありがとう」と伝えてあげてください。
ありがとうございました。
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