それヤバいって

お久しブリです。

不安だらけの高校受験を、笑顔の思い出となる『幸せな受験』へと導く専門家、ブリさんこと神澤武利です。

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面白いニュースがありました。
今日はそれをメモしておこうと思います。

「『やばい』を『とてもすばらしい』の意味で使う」10代の9割――文化庁調査

スクリーンショット 2015-09-18 21

「とてもすばらしい」の意味で「やばい」と言うことがある人は、10代で9割――文化庁がこのほど発表した、2014年度の「国語に関する世論調査」でこんな結果が出た。

1995年度から毎年行っている調査。今回は全国16歳以上の男女を対象に15年1~2月に、個別面接で実施。1942人の有効回答を得た。

 「とてもすばらしい」の意味で「やばい」と言うことがあると答えた人は26.9%。年代が低いほど割合が高くなり、16~19歳は91.5%、20代は79.1%にのぼった。

 いいか悪いかの判断がつかないときに「微妙」と言う人は66.2%。年代別では20代が97.0%と最も高く、次いで16~19歳(93.2%)、30代(91.8%)で9割を超えた。

 「わたしはそう思います」を「わたし的にはそう思います」と言うことがある人は19.9%、年代別に見ると、20代で47.0%と最も高くなっている。

 「今の国語は乱れていると思う」と答えた人は全体の73.2%いたが、過去の調査と比較すると減少傾向にあった。

【転載終了】


『やばい』って、便利な言葉ですよね…。

「それ超やばくない?」
「ほんとだーまじやば〜い」
「やばいやばい、それ絶対やばいって。」

これで会話が成立するんですからね〜。
まあ見事なものです。

側から聞いていたら、
一体なんのこっちゃとなります。

いいことなのか、
悪いことなのか分かりませんが、

当の本人たちはそれで会話が成立しているので
問題はないと言えるでしょうか…。


この『やばい』、
「素晴らしい」の意味で使う人が増え、
こうやって言葉が
変化していくのでしょうね。




ところで、
あなたは 「食べれる」って言いますか?
それとも「食べられる」?

では「見れる」って使いますか?
それとも「見られる」?


こういうのを
「ら抜き言葉」って言うのですが、

何と受験の世界では
「ら抜き言葉」は
不正解となってしまいます。

「食べることができる」は「食べられる」で
「見ることができる」は「見られる」が
正しいとされているのです。


私はそんなことを
子供達に教えなければなりません。

正直どっちでもいいじゃんって思います。
通じているんだから問題ないだろうよって。
アホくさいですね〜。

息子の授業参観なんかに行くと、
学校の先生も「ら抜き言葉」を
使っていたりします。

「ら抜き言葉」の方が
伝わりやすい場合もありますからね〜。

自分は使うのに、
子供には✖︎をつける…。
その神経が私には分かりません…。

この「ら抜き言葉」も
いずれは正解となる時が来るのでしょうか。




でもね、今はダメですよ。

「ら抜き言葉」の方が通じやすいからって、
受験の時に使うのは絶対にやめましょうね。

それこそ「ヤバい」ですよ。
痛い目を見るのは自分ですからね。

ありがとうございました。





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