清潔感のある淡い色遣い(東洋女子高校その2)

お久しブリです。

志望校合格をゴールではなく、未来へのスタートにする専門家、ブリさんこと神澤武利です。

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今日は東洋女子高校の続編です。
前回の記事はこちら→「派手ではないけど」をご覧ください。

校舎見学をさせていただいた時、
図書館の可愛らしさが印象に残りました。

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女子校らしさというのは、
こういうところに現れてくるのでしょうね。




また、音楽室に
一人一台オルガンがあり、

後ろの棚には
弦楽器が並んでいるところも
東洋女子高校の特徴だと思いました。

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さて、私が気になる学校は、
女性の目線からはどう映るのでしょうか。

記事を寄せてもらいました。

最近の高校の流行りといえば、
新校舎建築とIT機器の導入。

どの高校も
『新しい校舎は理科実験教室が充実して』とか、
『1人1台のiPad導入』など、

大げさにいえば先進的な、
ちょっとメタリックな感じのする
新しいものへの移行なのですが、

東洋女子高校は新校舎となっても、
伝統の感じられる佇まいとなっていて、
いわゆる『ビルディング』という感じが
あまりしません。

趣を残しつつ、
校内は清潔感のある
淡い色遣いの設計になっていて、
女子高らしい雰囲気を醸し出しています。

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どうしても女子は、
制服の可愛さに目が行きがちなのですが、

大人になってみると、
こういうノスタルジックな校舎が、
とても懐かしく感じられます。

この独特な感じは、
マンモス校には真似できない、
小規模な学校ならではの、
特徴ではないでしょうか。




『ipad』は、
たくさんの学校が現在導入しており、
どの学校も力を入れていることが分かるのですが、

『電子黒板』に関しては
「使用しています」という説明だけで
終わることが多いような気がします。

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東洋女子高校では、
新校舎となった今年度から
全教室に電子黒板を設置したとのことですが、

説明では「これで授業を進めています」
というのがはっきり分かり、
チョークで書く黒板世代の
私には驚きでした。


何しろ、多くの説明会では、
前方のスクリーンにパソコンの画面を
映し出されて説明されるのに対し、

こちらの学校では
電子黒板で説明していたのですから。

電子黒板を使って
どういう風に説明するのかというのが
実際によく分かりましたし、

何より、
その説明をされていたのが
電子機器を使い慣れているであろう
若い教員ではなく、

教頭先生(失礼!)だったということが、
「全教員が使いこなしているんだろうな」
という印象を与えてくれました。


電子黒板を使う授業の意見を、
生徒側からも聞いていて、

すでに改善を始めているところにも、
教員の意気込みを感じますし、
行動の速さにも好感が持てました。




進学状況でいえば、
正直華やかなものはないかもしれません。

そもそも、
学校全体の人数が
多くはないので、

際立って目立つものが
ないのも当然です。

でも、
全員が全員「大学!大学!」と
目くじらを立てて勉強させるよりも、

自分にあった進路を、
地道に追い求めていくのも、
大切なことだと思います。

それに、
このノスタルジックな校舎の中で、
ガツガツ勉強しているのも
雰囲気が半減するような気がします。

別に学校や先生方が
進学に力を入れていない訳ではありません。

1学年4クラスという人数を生かし、
女の子の特性を生かしてくれてるのかなと、
そんな感じのする学校に思えました。


結局、何を学校に求めるかによるのでしょうね。
ぜひ、あなたも自身の目で確認してみてください。

色々な高校がそれぞれの特徴を打ち出し、
親子で自分にあった学校を選ぶ。

選ぶことができるというのは
とても幸せなことですね。

ありがとうございました。





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