日々をコツコツと生きる名もなき者達であっても
お久しブリです。
今日からお休みの方って多いのでしょうか…？
当塾は冬期集中学習の真っ最中です。
受験生も学校生活から離れて、ようやく乗って来た感じです。
これはきっと当塾の生徒だけではないと思うのですが、
本当に子どもたちはよく頑張っているなと思います。
大人の作った制度の中、大人の評価の中で、
自らを保ちながらギリギリで頑張っているんだと思います。
結果を出せば、色々な人が良い評価をくれます。
でもね、多くの物事は簡単には結果なんて出ないものです。
部活の県大会だって、出場するのは大変ですものね。
それが関東大会や全国大会・オリンピックではどうでしょうか。
それゆえ、その狭き門をくぐり抜けた人たちが称賛を集めるのは
当然と言えば当然のことだと思います。
でも、私は思うのです。
その過程であまたいる敗れ去った者たちだって、もっと称賛されていいと。
私も教室長も好きな作品の中に、こんなセリフがあります。
『この国の本当の救世主は、
日々をコツコツと生きた名もなき者達であり、
結果いっぱい土にまみれてこの世をさった歴史の敗者たちだ。』
それぞれが何ものかになりたいと願い、必死に生きる姿に優劣はつけられません。
結果として名を残せなくても、それを恥じる必要はありません。
恥じるべきは、力を温存し、腰が引けてしまう自分自身です。
『人がもうダメだっていう限界ギリギリのラインなんてこんなもんじゃない。
こんなもんじゃないんだ！
上達しないのはセンスがないから、
退いてしまうのは才能がないから、
あの人にはあのチームにはかなわないから、
人は目指していた何かを断念する時必ず理由をつける。
なぜだかわかるか？
その方が楽だからだ。
ダメならダメでいい。
ただ自分の努力の足りなさを別の何かのせいにはするな。』
スポーツや人生だけではありません、勉強だって同じです。
当塾は塾生たちに、逃げずに、誤魔化さずに、過ちを隠さずに
精一杯自分の力を尽くすことを求めます。
それは自分で自分を見下してほしくないからです。
逃げた記憶は後悔として一生そのまま残りますが、
逃げなかった記憶は、それがたとえうまくいかなくても、
自分の糧となって未来へつながるのだと思います。
受験勉強を通して、そういうことを学びとってもらいたい。
そんな風に思います。
ありがとうございました。
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