私が倚りかかると背もたれが壊れる。泣

お久しブリです。

さて、昨日も記事にしたscatola di voce(スカートラ ディ ヴォーチェ)さんの演奏会。

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『茨木のり子』さんの詩による合唱曲が数曲披露されました。

その中の一曲『倚りかからず』は詩集のタイトルにもなっています。
これ(↓)ですね。私も持っています。

倚りかからず (ちくま文庫)


ちなみにお歌はこんな感じです。


教科書にも載っているのでご存知の方も多いでしょう。
私は茨木のり子さんの『自分の感受性くらい』に衝撃を受けた人間です。

詩なのに、なんて強いんだ…と。
こんなに強い言葉に出会ったことがあまりなかったので驚きました。

色々なことで思い悩んでいた時に、
すべては自分から出ているのに、そうと認められずにいた私は、
「ばかものよ」と言われ、何かに気がついたように思ったのでした。




今日は沖縄戦終結の「慰霊の日」です。

沖縄戦終結69年「慰霊の日」 23日正午から追悼式

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沖縄は23日、太平洋戦争末期の沖縄戦で亡くなった人たちを悼む「慰霊の日」を迎える。激戦地だった糸満市摩文仁(まぶに)では22日夜、全戦没者追悼式の前夜祭が開かれ、遺族ら約400人が黙禱(もくとう)や献花をした。

追悼式会場の周辺では、ろうそく約7千本に火がともされ、サーチライトも照射されて夜空を彩った。兄を亡くした沖縄県読谷村の男性(73)は孫を連れて訪れた。「戦争の犠牲者はもう出してはいけない。だが、今の政治状況をみると不安になる」と話した。

 追悼式は23日正午前から開かれ、安倍晋三首相も出席する。仲井真弘多知事が平和宣言を読み上げ、小学生が「平和の詩」を朗読する。沖縄戦では日米あわせて約20万人が亡くなり、69年前の1945年6月23日に日本軍の組織的戦闘が終わったとされる。

【転載終了】


まさか「慰霊の日」を前にして、
茨木のり子さんの詩を聞くとは思いませんでした。
そのあたりの思いも込めて選曲されていたのでしょうか…。

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この時期、このタイミングで茨木のり子さんの曲を選んだのは、
やはり音楽家としての感性がそうさせたのかもしれませんね。


音楽を味わうのもそうなのですが、
深く自分の内面を見つめる良い機会にもすることができました。

最後に、昨日からのお気に入り『Stars』を今日も貼っておきます。
ありがとうございました。




茨木のり子詩集 わたしが一番きれいだったとき (豊かなことば 現代日本の詩 7) (豊かなことば現代日本の詩)

自分の感受性くらい

わたしが一番きれいだったとき ~凜として生きるための言葉~

二十億光年の孤独 (集英社文庫 た 18-9)

ドラえもん短歌 (小学館文庫)


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