先生、聞こえません!
お久しブリです。
うちの鈴木教室長は、まあよく通る声で、隣の教室にいても話がよく聞こえます。
一緒に車に乗っていても、同じような大きさで話しますから、
たまに運転の邪魔に思えるくらいです(笑)
私も、最近は声を張り上げることが少なくなりましたが、
大声が出せる方なので、授業などで困ったことはありません。
ついでにいえば、子どもの学童のイベントに私たち夫婦が手伝いへ行った時、
「全員に届く声で連絡してくれたので助かった」と指導員さんに言われました。
夫婦そろって声がでかいってことなんでしょうか・・・。
はっきり発声できるのはメリットがたくさんあります。
とくに学校では、教室の奥にいる子まで届くかどうかは重要です。
それにも関らずくぐもった声で話す先生っているんですよね。
明瞭に発音しなければ、声が大きいだけでは言葉は届きません。
うちの子はボソボソと話す授業をする先生にあたったらしく、
ちょっと困っていると聞きました。
「プリントが配られて、それを読み上げるだけの授業だから分かるけど、
プリントがないと、何言ってるか分からないんだよね。」
「ふーん。後ろの方に座っているの?」と聞くと、
「一番前」と答えます。
「うるさくしてるんじゃないの?」と聞いても、
どうもそういうことではないらしいのです。
一番前にいて、聞こえづらいって、どんなものなんだ?
プリントを読み上げる授業もどうなのだろうと思うのですが、
何言ってるか分からないんじゃあ、困ったものです。
その先生、話が聞きづらいので校内では有名らしいです。
以前、何かの機会に書いたことがありますが、
「教師という仕事は非常に広範な高いスキルが求められる」と思います。
ひとつには、声の問題があると思います。
大きい声が出せればいいわけではなく、明瞭なはっきりとした発音が大切です。
声が小さいのは、周りが静かになれば何とかなります。
でも、はっきりしていないのは聞き取れません。
これは教員自身がクリアすべき課題だと私は思っています。
話し方教室に行くなりなんなり。
そうでないと子どもたちが可哀そうです。
最低でも一年間はその先生に教わるのですからね。
どんなに子どもたちの方で頑張って静かにしても、
話す側が心掛けないと、届かない声というのは届きません。
しかし、不思議なのは、そういう先生がなぜ自分のスキルを高めようとしないのか、
あるいはしようと思っていても、なぜ高まらないのか、ということです。
研修がどうのという問題ではないと思います。
何とか出来ないものでしょうか…。
今度のど飴でも持って行ってあげましょうか(笑)
何かイイ手があればぜひ教えてください。
ありがとうございました。