中間テストの結果

お久しブリです。
教室長から中間テストの結果報告が来ました。

まだ中間テストが終わっていない塾生もいますが、
現時点で塾生全員が前回よりも点数アップしたそうです。
本当に素晴らしい!


受験生としての自覚も出てきたからでしょうか、
中3塾生の半数が5教科合計400点を超えたそうです。

昨年に続き、今年の塾生たちも頑張り屋さんが多いので、
これからの成長が本当に楽しみです。

でも実は、私が何よりうれしいのは、
点数が良かったことではありません。


  • ある塾生は苦手な数学で40点以上も点数を伸ばしました。
  • ある塾生は不得意だと言っていた英語を頑張って、前回よりも30点近く点数を伸ばしました。
  • ある塾生は理社を頑張り、両科目ともそれぞれ30点も点数を伸ばしました。
  • ある塾生は国語が取れないからと努力を重ね、35点も点数を伸ばしました。


そうなのです。みんな逃げなかったのです。
自分の不得意や苦手に立ち向かっていたのです。

私は、そのことが何よりうれしいのです。


こういう姿勢こそ、点数よりも価値のあるものだと私は思っています。
自分に希望を持って、失敗してもめげずに行動できるというのは本当に素晴らしいことです。


ゴールデンウィーク、休みたかった子もいると思います。
見たいテレビ番組を我慢した子もいるかもしれません。

そんな中で、
テストの計画を立てる授業の時も、真剣に教室長の話に耳を傾け、
対策授業の際も、真剣に問題に向き合っていました。


テスト後に行われた見直し授業もしっかりと参加して、
自分がどういうところで間違ったのかを見極めようと、
問題用紙を穴のあくほど見つめていました。

そういう自分の目の前にあることを、
一生懸命に取り組むことこそが、何よりの学びなのではないかと思うのです。

またそうのような姿勢を、勉強を通して伝えたいと
常々教室長と話していますので、それが本当にうれしいのです。


点数が良かったから終わりなのではありません。
点数が良かろうが悪かろうが、自分の未来につなげることが大切なのです。

いまの自分がどの位置にいようと関係ありません。
希望を持って自らを高めようとすること、
そして具体的に行動をとることが自分の未来を創ります。


今回、日程的に調整が難しかった塾生もいたと思います。
寒暖の差が激しく、体調を崩した子も多くいました。

それでも、一人一人の塾生が相互に作用しあいながら、
よい教室環境が出来上がってきたと思います。

各人が真剣に勉強に取り組み、隣に座る塾生に強い影響を与え、
それがどんどん伝播していく教室という理想が生まれていました。

塾生一人一人の心がけが良いからこそ、そうなったのだと思います。


聞けば、動物園のような状態になっている塾もあるようで、
講師の声も聞こえないほどのところもあるのだそうです。

先日、そのような塾で困っていると知り合いから相談を受けたのですが、
学習塾としては考えられない(いや、信じられない)環境ですね。


『朱に交われば赤くなる』とは言いますが、
どのような環境で学ぶのかは、非常に大切なことだと思います。
とくに思春期の子どもにとっては。


塾は授業スタイルやシステム、名前が売れているかなど、外側が大切なのではありません。

塾生がそこで過ごす時間と空間、そしてそれを包みこむ理念という内側こそが
塾の価値を決めるのだと思います。


ありがとうございました。

画像の説明
外側だけ飾っても中がこれじゃあねえ・・・


コメント


認証コード4667

コメントは管理者の承認後に表示されます。