一月に退職した先生は同窓会に呼ばれるのか！？
お久しブリです。
私立入試真っ只中ですが、嬉しい報告がゾクゾクと入ってきています。
とはいえ、県公立入試のある三月まで受験は続きますので、まだまだ気を抜けません。
そんな中、塾では少し風邪が流行り始めているように思います。
インフルエンザの季節でもあるので、気をつけたいですね。
塾の玄関には手指消毒液（写真）が置いてありますので、
プシュッと一つ、その後両手、指の間も、よ～くこすり合わせて消毒して対策しましょう。
教室内は加湿していますし、塾内に用意しているひざ掛けなども利用して、
免疫力を下げないよう足腰をあたためながら勉強してもらいたいと思います。
教室長からこのニュースについて聞いたのですが、
まあ、世知辛い世の中とでも言うのでしょうか。。。
埼玉県の公立学校に勤める教員１１０人が、退職手当が減らされる来月を前に、今月中の退職を希望していて、その中に生徒を受け持つ担任が３０人含まれていることがわかった。
埼玉県やさいたま市によると、２３日の段階で、公立学校の教員１１０人が今月末での退職を希望しており、そのうち３０人が生徒を受け持つ担任だという。埼玉県では条例の改正により退職手当が来月から減らされるが、その前に駆け込みで退職を希望しているとみられる。
勤続３５年以上の教諭のモデルだと、退職手当が１５０万円減り、３月まで働いた場合の給与と比べると、約７０万円目減りすることになる。
埼玉・上田清司県知事は２２日、「担任を持っている教員には、いささか不快な思いを持っている」と述べた。
県などは、臨時教員などで抜けた教員の穴を埋める予定。
【転載終了】
この件で退職を選んだ先生に「ご苦労様」と笑顔で言えるかと聞かれれば、
「いいえ」と答えると思います。
でも、だからといってその教員を批判もできません。
そもそも何でこんな中途半端な制度になっているのでしょうかねえ。
普通だったら、最後までいた人に退職金をしっかりと支払うものではないのかなあ？
埼玉県のセンセイ「駆け込み退職」次々！今月中に辞めれば70万円お得
埼玉県で3月末（2013年）に定年退職する公立学校の教員が、続々と前倒しで辞める異例の事態となっている。理由は退職金だという。2月1日施行の県条例で退職金が減額されることになった。施行前に退職したほうが退職金が多い。そろばん弾くと、退職金の減額分が最後の2月、3月の給料より大きく、1月でやめたほうがもらいが多くなるケースがあるらしい。
東京新聞によると、勤続35年以上で月給40万円のケースでは、3月末までいると退職一時金が約150万円減るため、2、3月の給料を捨てても、1月末で辞めた方が約70万円多くなるという。
こりゃあ施行前に辞めたほうがトクだね！ということに気付いたセンセイ方は、生徒を置いてさっさと学校を去ってしまったらしいんである。今月末で退職する教職員は約110人で、退職者の約1割に上る。算数の授業向きのエピソードだ。
【転載終了】
今辞めた方が７０万円お得って・・・何だかなあ・・・と思ってしまいました。
今回のことは、学校が税金で運営されていること、
その税収が下がっていて、学校教育も奇麗事ではいられないのだということを
強く子ども達に印象付けることとなるのでしょうか。
この件で担任の先生が退職してしまったクラスの子たちには、
お金がどういうものかを考えるキッカケにしてもらいたいものです。
子どもにお金について話すのは良くないというような風潮もありますが、
何も知らせずに社会人にする方がよっぽど無責任です。
思いきったことを言えば、確かに便利だけど、本当にお金は必要なのか？とか、
紙幣が日本銀行券である必要性は？とかもっと真剣に考えるべきなのです。
話が横にずれそうですね。戻します。
どうも今年に入ってから学校現場の色々な問題が出てきているように感じます。
この際、いままで見えなかった膿を出せるだけ出してしまった方がいいのでは？
大阪市立桜宮高校の体罰問題はいつの間にか入試の話になっているようですが、
体罰のことは、このままうやむやになってしまうのでしょうか・・・。
そういえば桜宮高校の生徒達が記者会見を開いていましたが、
彼らは何かの代表なのでしょうか・・・いやはや何とも・・・。
今月末で退職された先生が、将来教え子達の開く同窓会（クラス会）に呼ばれるのか、
呼ばれたとしても出席するのか、など色々と考えてしまいました。
体罰の件やアルジェリアの事件などをみると、
日本は内側も外側も、今までのようではいられないのかもしれませんね。
ありがとうございました。