教員ばかり。教師は絶滅危惧種?

こんにちは。
どうも風邪が流行っているようですね。皆さん気をつけましょう。

本当は薬やワクチンなどに頼らないでいる方が理想的なのですから、
睡眠と栄養、心の健康で免疫力を上げていきましょう。

明日は寒冷前線が関東を通過するようなので、急激な気温の変化に注意しつつ、
塾生には天気や気温の移り変わりをぜひチェックしておいてもらいたいですね。
教科書(中2理科)に出てきますよ~。

さて、今日は最近塾生数名から聞いた、びっくり話についてです。
びっくり話といっても、私たちにとっては毎度毎度のことで、同じ大人として情けなくなるような話ですが…。


ある中学校の英語の授業。

テーマは、
教科書のプログラム5-2 『誰かを「幸せにする」などと言えるようにしよう。』でした。

このテーマに沿って、自分の気に入っているアーティストや音楽を英語で紹介するため、
生徒たちは自分の好きなCDを学校に持ってくるように言われたそうです。

先生は
「わざわざ買ったり借りたりしなくていいので、持ってこられる人は授業にCDを持ってきて」と
言ったそうです。

…次の授業の時…、ほとんどの生徒が授業に使うCDを持ってこなかったのだそうです。
それもそのはず、ほとんどの子は音楽をダウンロードしてiPodなどのプレイヤーに入れていたのですから。

しかし、先生はそういう事情を聞きもせず、
「何でこんなに持って来てないんだ!!」
「こんなやる気のないクラスでもう授業なんかしたくない。」
「持ってこなかった人は内申点下げる」
などと一方的に怒ったのだそうです。


塾生達から聞いた話をまとめて書いたので、
セリフの内容など、細かい部分は実際と違うかもしれませんが、
英語の授業中にこういうやり取りがあったのだそうです。

毎年、方々から似たような話を聞きますが、
学校の教員が幼稚化している様に思うのは私だけでしょうか。

またこんなことを書くと怒られてしまいそうですが、
こういうの…何とかならないんでしょうかね…。

興味を持たせるために授業に工夫をするのはいいとして、
自分の思い通りにならないとすぐに不満を生徒にぶつけるのは大人として恥ずかしいと思います。

それも、(私には)この程度のことと思える状況で、
「内申下げる」という脅し文句まで持ち出す訳ですから、逆に資質を疑ってしまいます。
こんなんだから、学校から教師が消えて、教員ばかりになったなんて言われてしまうんです。

言葉で人を脅すのはやくざのやり方です。
学校で教える側の人間が、不満を爆発させ、しかも生徒を脅すんですから世も末ですね。

自分の言った言葉に責任を持つのは大人なら当然です。
持ってこられる人は持ってきて」と言ったのは自分なのですから、
自分の授業計画を反省することはあっても、生徒に八つ当たりするのは反則でしょう。

しかも、たったそれだけのことで「やる気がない」と判断するんですから、私には気が狂ってるとしか思えません。
ネットの普及によってCDを持たない場合が多いことを知らなかったとでも言い訳するのでしょうか。

教科書を忘れたとか、大事な書類を忘れたわけではないんです。
持ってこられなかった人のために、先生がCDを用意しておいてあげれば済む程度のことです。


こういった話を聞くのは今回が初めてではありません。
もちろん、全員が全員、そういう先生だと言っているわけではありません。
(でも、意外にそういう先生って多いかもしれませんなあ~。)

クラス目標で「人の悪口を言わない」とあるにもかかわらず、
ホームルームの時間に生徒の悪口を言った先生。
そのことを指摘したクラス委員は、その後ひどく怒られたそうです。

サッカーゴールの移動を頼まれた生徒数人が、そのあと他の先生に動かさないよう指示され、
ゴールを移動させなかったことでひどく怒られて、罰まで与えられた例。
それって教員同士の連絡不足であって、生徒にはなんら問題はないはずです。

私などは、こんなことされても人間不信にならない子ども達って逆にスゴイなと思ってしまいます。
私だったら即、信用できない人リストに先生の名前を書き込みますね。

こうしたことはあげればキリがありません。
どうも学校には歴然とした不条理が横たわっているようですね。


あなたも学校で憤りを感じるようなことを聞いたり出会ったりしたことがあるかも知れません。
それでも中学生であれば、それこそ「内申」という人質があるので、あまり強く訴えられないですよね。
こういう場合、だまって嵐が過ぎるのを待つしかないのでしょうか。

生徒にはすぐに謝りなさいというわりに、
先生が謝ったり間違いを認めることが少ないと私は思っています。

謝ったりすれば生徒になめられると思っているのかもしれませんが、
自分の過ちを認め、素直に謝れる度量を持つ大人のほうが、子どもはついてくるものです。

「人間的に成熟した」というのは難しいですが、
せめて大人な対応のできる人に教員(教師?)になってもらいたいですよね。

連帯責任とか、大人しくなるまでの時間を計って「3分25秒」とか言ったり、
集合が素早くできないと、一旦解散してまたやり直しとか…。

ああいうことに一体どれほどの意味や価値があるのでしょうか。
授業や生徒指導には時間がないとか言う割りに、そういう時間は無駄ではないのでしょうか…。

そもそも、そうやって罰や脅し、つまり恐怖を与えることで生徒を従わせている訳で、
それでいいと本気で思っているのでしょうか、甚だ疑問です。


ちなみに、その英語の先生の作成した中間テストの問題には、いくつか不備があったそうです。
これは問題をチェックしていた鈴木教室長からの報告ですが…。

この辺り、私が最近考えているテーマで、「教員の作問能力」はあまり問題視されてこなかったように思います。
この件については、また何かの折に触れてみたいと思います。

こういう話題になると、ついペンが走ります(ん?キーボードが走るかな?)。
ありがとうございました。

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