高校生活を楽しんでもらいたいから
こんにちは。
連日の説明会でちょっと体が重くなっています。
でも、今日は生徒さんから質問が来ることになっているのでちょっと嬉しいです。
さて、昨日の記事について質問があったので、ちょっとだけ補足させていただきます。
記事には、
「(川越東の)校長先生が会の終わりに仰っていた言葉が、自分が昔塾生に話していたことと同じで・・・」
と書きました。
すると、今は話さないのですか?と質問されました。
確かにそう思いますよね・・・。説明が足りなくてすみません。
実際、最近はそのようにはっきりと言わないで、遠まわしに表現することが多くなりましたね。
というのも、この私の話を聞いて、塾生が極端に走ってしまうことが幾度かあったからなのです。
人と人との出会いは、ご縁によるところが大きいと思います。
実際、親友と呼べる存在は見つかるほうが稀なのかもしれません。
ですが、私が「高校は親友を見つけるところだ!」なんて言ってしまうと、
話をよく聞いてくれる塾生の中には「親友を見つけなければならない」と思い込んでしまう子もいるのです。
そして、自分が思うような友人が見つからなかったりすると、
「自分の高校生活はあまり良いものではなかった」と思ってしまう子もいたのです。
他にも、高校へ行く理由が「友達探し」のようなものになってしまって、
逆に友人関係の悩みを生んでしまうこともありました。
これでは思う存分高校を生活を楽しめません。
私の言葉が呪縛のようになってしまっては意味がありません。
ですから、近頃は「高校で親友を見つけよう」とはっきり言わなくなったのです。
何かに打ち込むことで、そういう人間関係がつくられたり、
新しい出会いがあるんだよと、最近はそういう風に話しています。
以前、塾生と話して気がついたこともあるのですが、
それはまた次回にでも書こうと思います。
ありがとうございました。