東京成徳大学高等学校

東京成徳大学高校に行きました。
通学は、ときわ台から路線バスが良さそうです。
進学データなど、色々な雑誌のランキングにもよく登場する高校ですね。

会の中で力を入れて説明してくれていたのが、
子ども達の「自分を深める学習」についてでした。

セイトク

色々な高校が人間教育、全人教育などといって、こうした教育に取り組んでいますが、
東京成徳の取り組みは、駒込高校の比叡山研修と同じくらい、子ども達に経験させてみたいと思うものでした。

東京成徳の「自分を深める学習」は
「自分とは何か」「なぜ学ぶのか」「どう生きるのか」
をテーマにして授業が組まれているそうです。

塾でも毎回生徒に「なぜ学ぶのか」を問いかけているので、
この考えには共感できます。

紹介された取り組みの中で、戸隠での校外学習は特に印象深いものでした。
自分たちで魚をつかまえ、さばき、焼いて食べるのがその授業の内容でした。

魚が、スーパーで売っているような切り身の状態で海を泳いでいると思う子もいる時代です。
こうした経験はいまの子供たちにとって大切なことだと思います。

この経験をした子ども達の感想も深いものでした。
命をいただいていることを実感したのだと思います。

孤食なんて言葉もあって、近頃は「いただきます」と言わないで食事を始める人もいると聞きます。
「いただきます」は「(命を)いただきます」なんだよと子どもの頃私は聞きました。

命に感謝して「いただきます」といってから食事をとる方が、
やっぱりおいしく食べられるのではないでしょうか。

こんな経験や授業を通して、いろいろと感じ、考える時間があるのは良いですね。

補助金助成金の影響で減っていた、埼玉からの進学者が増えたのも、
進学だけでなく、こうした取り組みが評価されたからなのでしょうか。

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